「阿波北嶺(あわほくれい)薬師霊場」は吉野川北岸エリア、土成町から鳴門市にかけての24か寺を巡る霊場です。
総距離はおよそ90km、半数以上が鳴門市にあってエリア的にはコンパクトにまとまっていますが、一日で巡るとなるとちょっと厳しいです。
あまりメジャーな霊場ではないので、残念ながらほとんど巡礼する人は少なく、納経所が閉まっていることも多いとか。
★一部、他の霊場と重なっているお寺もあります。
阿波北嶺薬師霊場
マイナーな霊場(失礼)なのであまり情報はないですが、吉野川北岸に薬師如来を御本尊とするお寺が多いので集まってみた☆というのが霊場の始まり。だったはず。
専用納経帳の1ページ目には霊場の位置が書かれた地図があり、わかりやすいようなわかりにくいようなフワッとした地図があります。半数以上が鳴門市に位置しているので、中盤以降は意外と効率よく巡礼できそうでした。
★正式には「阿波北嶺薬師二十四ヶ所霊場」といいます。
専用納経帳あります
専用納経帳は四国八十八か所霊場第3番札所金泉寺の納経所で購入しました。他のお寺でも扱っているのかは不明です。四国八十八か所霊場のように色や柄のバリエーションはなく、この赤い納経帳のみの模様。
霊場の専用納経帳といえばA4サイズに迫るほどのビッグサイズが多いですが、阿波北嶺薬師霊場の納経帳は非常にコンパクト。サイズ感はこんなイメージです。右側の御朱印帳は12cm×18cmの一般的なサイズのもので、それよりも気持ち大きいくらいです。厚みも一般的な御朱印帳と同じくらいです。
霊場専用納経帳:1000円
納経料
阿波北嶺薬師霊場では専用納経帳と一般的な御朱印帳で納経料が違います。
納経料について
・専用納経帳の場合は200円
・御朱印帳の場合は300円
・専用納経帳の場合は200円
・御朱印帳の場合は300円
この納経料の差は墨書きがあるかないか、だそうです。阿波北嶺薬師霊場では御影の授与はなく、四国霊場のような白衣やお軸への押印もありません。