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徳島県鳴門市|1番札所霊山寺はお遍路のスタート地点!灯籠が美しい本堂と気になるマネキン

四国霊場

四国といえば、やはり「四国八十八か所霊場」をイメージする方も多いのでは😊お遍路のスタート地点である1番札所霊山寺(りょうぜんじ)は徳島県鳴門市にあり、徳島では「一番さん」と呼ばれて親しまれています。

周辺にはドイツ館や大麻比古(おおあさひこ)神社など鳴門の観光スポットが密集していて、お遍路さんのみならず観光で訪れる人も多く、いつもにぎわっているお寺です。

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霊山寺へのアクセス

霊山寺
〒779-0230
徳島県鳴門市大麻町板東塚鼻126

霊山寺は県道12号線沿いにあり、場所はとてもわかりやすいです。近くには案内標識がいくつもあるので、初めてでも迷わず行けますよ。遠くからでも見える多宝塔が目印になります。

・神戸淡路鳴門自動車道鳴門インターから約10kmで20分程度

霊山寺の駐車場

霊山寺には参拝者が無料で利用できる大型駐車場があります(普通車100台)。

駐車場には謎の石像がいくつも並んでいて、四国霊場の荘厳な雰囲気のお寺の中でひときわ異彩を放っていました。ほとんどが孫悟空のモチーフですが、とくに意味はないそうです😂

公共交通機関でのアクセス

・JR高徳線板東駅から約800m、徒歩10分くらい

・徳島バス大麻線に乗車し「霊山寺前」バス停で下車すぐ

前後の札所

88番札所大窪寺から38.8km

2番札所極楽寺まで1.2km

霊山寺の御朱印

霊山寺でいただける御朱印は2種類あります。

  • 四国八十八か所霊場第1番
  • 四国霊場十三仏 釈迦如来

四国八十八か所霊場第1番

霊山寺は駐車場に大きな売店兼納経所があり、そこで御朱印を書いていただけます。

本堂の中にも納経所がありますが、こちらは開いていない場合もあります。
※本堂は個人のみの受け付け、団体は納経所のみ。個人はどちらも利用できます。

四国霊場十三仏

四国霊場十三仏の御朱印

霊山寺は四国霊場十三仏の第2番、釈迦如来。十三仏は御影の授与はありません。

納経料:各300円

十三仏専用の納経帳や納経軸もありますが、霊山寺の売店では扱っていない模様。事前にネット通販で購入するか、汎用的な御朱印帳を使用しましょう。

「四国霊場十三仏」は四国霊場のお寺の中で十三仏を割り当てたもので、これとは別に四国霊場以外のお寺で構成された「四国十三仏霊場」もあります(ややこしい😂)。

霊山寺の御影

四国霊場のお寺で納経をすると、ご本尊のお姿を描いた御影(おすがた・おみえ)が無料でいただけます。

カラーの御影をいただく場合は別途200円が必要です。

結願後に御影をきれいに額装しようと考えている方はカラーでいただいたほうがいいかも。
12番札所焼山寺は無料でいただける御影もカラーなので、ひとつだけ目立ちそうです。

霊山寺の納経受付時間

霊山寺の納経受付時間は7:00~17:00までです。

巡拝用品あります

霊山寺の納経所にはお遍路さん向けの装束や道具がひととおり購入できる売店が併設されています。四国霊場専用の納経帳や掛け軸など、必要なものがあればここですべて揃います。

値段がやや割高といわれているので事前にネット通販などで購入しておいて、買い忘れたものがあればここで買うのがいいかもしれません。巡拝用品については霊山寺隣の門前一番街のほうが少し安いという噂も…🤫

霊山寺について

寺伝によれば奈良時代、天平年間(729年 – 749年)に聖武天皇の勅願により、行基によって開創された
弘仁6年(815年)に空海(弘法大師)がここを訪れ、21日間(三七日)留まって修行したという。その際、天竺(インド)の霊鷲山で釈迦が仏法を説いている姿に似た様子を感得し天竺の霊山である霊鷲山を日本、すなわち和の国に移すとの意味から竺和山霊山寺と名付け、持仏の釈迦如来を納め霊場開創祈願をしたという。その白鳳時代の身丈三寸の釈迦誕生仏が残っている。また、本堂の奥殿に鎮座する秘仏の釈迦如来は空海作の伝承を有し、左手に玉を持った坐像であり、2014年(平成26年)に4か月間開帳された
室町時代には三好氏の庇護を受けており、七堂伽藍の並ぶ大寺院として阿波三大坊の一つとして栄えたが、天正10年(1582年)に長宗我部元親の兵火に焼かれた。その後徳島藩主蜂須賀光隆によってようやく再興されたが1891年(明治24年)の出火で、本堂と多宝塔以外を再び焼失したが、その後の努力で往時の姿を取り戻し第1番札所としてふさわしい景観になっている
初めての遍路の者には、読経内容を記した巡拝ガイド本を頂ける優しいお寺である。

Wikipedia霊山寺(鳴門市)より引用)

霊山寺は聖武天皇(724年~749年在位)の勅願で行基菩薩により創建されました。

その後、弘仁6年(815年)に弘法大師が四国を巡錫中に、この地で民衆の88の煩悩と厄難をはらって心身の救済ができる霊場を開こうと37日間の修業をされました。

そのなかで一人の老僧をたくさんの人が取り囲み、熱心に話に聞き入るイメージが浮かび、天竺(インド)の霊山・霊鷲山を大和(日本)へ移すという意味で「竺和山」と名づけました。

天正年間(1573年~1593年)の長宗我部元親による兵火で本堂や多宝塔などが全焼し、その後徳島藩主により再建されました。

正式には竺和山(じくわざん)一乗院(いちじょういん)霊山寺(りょうぜんじ)といい、高野山真言宗のお寺です。

霊山寺の御本尊

霊山寺の御本尊は釈迦如来。

空海が修業の際に所持していた念持仏で白鳳時代のもの、14センチくらいの小さな釈迦誕生仏です。秘仏ですが、2014年の四国霊場開創1200年記念では開帳されました。

四国霊場で釈迦如来を御本尊としているのは5か寺しかなく、なかなかレアです。

霊山寺の奥の院

霊山寺には奥の院があります。

■東林院(とうりんいん)→霊山寺から4km

弘法大師が自ら鍬を持って農業指導をした伝説から「種蒔(たねまき)大師」と呼ばれています。お遍路さんはまず東林院を参拝して「発願の種を蒔いてもらう」のが習わしでした。

■十輪寺(じゅうりんじ)→霊山寺から1.3km

近畿から四国遍路へ向かうと霊山寺より前にある弘法大師ゆかりの寺なので、多くのお遍路さんが立ち寄ったといわれています。「一番前札所」と呼ばれ、御朱印もいただけます。

満願証明書あります

1番札所霊山寺をスタートして88番大窪寺で結願し、再び霊山寺を参拝すると「満願証明書」をいただけます。有料ですが、四国霊場をまわったという記念になりますよね。

★88番大窪寺でもこれとは別の「結願証明書」がいただけます。

霊山寺の見どころ

霊山寺で個人的に気になる&おすすめの見どころを写真つきでご紹介します!参拝される前にチェックして、参考になさってくださいね。

お遍路さんを迎える荘厳な仁王門

 

幹線道路沿いにあり、お遍路さんを迎える大きな仁王門は霊山寺のシンボル。風格のあるたたずまいです。

金剛力士も勇ましい表情です。

そんな歴史ある仁王門の前にはマネキン美女。お遍路装束フル装備でたたずんでいます。20年以上前からあり、雨の日も風の日もお遍路さんをアンニュイな表情で迎えています。

★マネキンさんは台風シーズンなどに不在のことがありますが、いつの間にか戻ってきています。

仁王門の裏側には「参拝俳句投句箱」。霊山寺を参拝して一句よむ人がどのくらいいるのか謎ですが、渾身の一句を投句してみてください。

ちなみに、2番札所にもありました🤗

あらゆる縁を結んでくれる「縁結び観音」

こちらも仁王門を入ってすぐの「縁結び観音」。

男女の縁だけでなく、仕事や金運、健康までこの世のあらゆる縁を結んでくれます。水で清めながら願いごとをする観音さまで、足元にはひしゃくと水鉢があります。

うっかり手水舎と間違えそうですが、縁結び観音の隣に正規の手水舎があります。

手水舎にはかわいいミニお大師さんと、ブタ鼻のゆる~い表情の龍がいました。

本堂の灯篭が美しい!

霊山寺の本堂は昭和39年(1964年)に改築された比較的新しいものです。

霊山寺といえば、この本堂の天井に吊り下げられた灯籠が有名ですね。ぼんやりと灯る灯籠はとても幻想的な光景でかなりの数があり、天井が埋めつくされています。

灯籠に見とれて忘れがちですが、霊山寺の本堂には大迫力の龍の天井画があるんです。見る角度によって表情が違うそうですよ。

暗くてわかりにくいですが、本堂の左上にはひっそりと賓頭盧(びんずる)尊者もいます。「びんずるさん」と呼ばれるなで仏ですが、霊山寺のびんずるさんはまったく手が届きません😂

応永年間の多宝塔

霊山寺には仁王門の近くに大きな多宝塔。塔の中には大日如来の知恵を表す「五智如来」が祀られています。塔の中には入れませんが、格子の間から拝顔できます。

応永年間(1394年~1428年)のもので、天正の兵火の被害にあっていますが建造当時の構造が残っています。

放生池の金ぴか童子

境内に入ってすぐ、新潟県産高級錦鯉が泳ぐ「放生池」があります。

放生池(ほうじょうち)
仏教には捕えた魚や獣を池や野に放つことで殺生を戒め、万物の生命を慈しむ「放生会(ほうじょうえ)」という儀式があります。放生会で魚などを放つ池が「放生池(ほうじょうち)」です。

★冬以外は鯉にエサやりもできますよ(鯉のエサは本堂で100円で購入できます)。

池の中にはムッチリした金色の童子たちがいて、真ん中の子だけ新品っぽい。祈るように見つめる先には地蔵菩薩がいます。

霊山寺には鳩がいっぱいいて、童子の頭でくつろいでいる姿を見ることも。アイアンクローみたいになってる決定的瞬間が撮れました😂

先祖供養の「十三仏」

多宝塔の右手には十三仏が並んでいます。

「十三仏」とは死者の追善供養のための、初七日から三十三回忌までの13回の仏事を守る本尊のこと。仏さまの中でもとくに慈悲深い性質をもつ如来さまや観音さまが死者に救いをさしのべてくれるという、十三仏信仰があります。

不動明王をあわせて十三仏。不動明王はソロで隣のお堂の中にいます。目力がすごい。

四国霊場で巡る十三仏

全国各地にある十三仏霊場ですが、四国八十八か所霊場にも「四国霊場十三仏」として十三仏巡りが設定されています。身近な人の供養などでお遍路を発願した方は、十三仏にあたるお寺がどこなのか知っておくと便利。御本尊とは別に納経もあります。

  1. 不動明王:45番札所岩屋寺
  2. 釈迦如来:1番札所霊山寺
  3. 文殊菩薩:31番札所竹林寺
  4. 普賢菩薩:49番札所浄土寺
  5. 地蔵菩薩:19番札所立江寺
  6. 弥勒菩薩:14番札所常楽寺
  7. 薬師如来:88番札所大窪寺
  8. 観音菩薩:80番札所国分寺
  9. 勢至菩薩:53番札所円明寺
  10. 阿弥陀如来:30番札所善楽寺
  11. 阿閦如来:70番札所本山寺
  12. 大日如来:61番札所香園寺
  13. 虚空蔵菩薩:24番札所最御崎寺

お寺にパンダ

霊山寺といえばパンダ。意味がわからないかもしれませんが、パンダなんです😆

この子は境内の隅っこ、仁王門入ってすぐにひっそりといますが、隠しきれない存在感をかもしだしています。お寺を訪れる子供たちを喜ばせようと設置されたものらしいのですが、心づかいがやや空回りしてる。

小坊主くん

四国八十八ヵ所といえば、各お寺にいるこの小坊主くん。霊山寺の小坊主くんは年季が入っていて崩壊寸前でした。この子の正式名称はわかりませんが、うつろな目でお遍路さんを案内してくれます。

完全に朽ち果てたホラーな小坊主もいました。

まとめ

徳島の代表的なお寺である一番札所霊山寺は四国遍路のスタートでもあり、ゴールでもあります。毎日たくさんのお遍路さんが訪れ、それぞれの旅を始めています。

四国霊場のお寺はお遍路さんじゃなくても自由に参拝できるので、鳴門観光の際にはぜひ行ってみてくださいね。

珍スポット要素もあり、堅苦しくなくてとても親しみやすいお寺ですよ。

▼次の札所はこちら▼

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おすすめのお立ち寄りスポット

霊山寺の近くで御朱印がいただける神社仏閣や、合わせて行きたいおすすめスポットをまとめました。

霊山寺近くの御朱印

鳴門市内にある御朱印がいただける神社仏閣はこちら。

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大麻比古神社

阿波国一の宮・大麻比古(おおあさひこ)神社が霊山寺の1kmほど北にあります。古くは大麻比古神社が四国霊場の札所で、霊山寺は別当寺でした。

猿田彦大神がお祀りされているので「交通安全の神さま」としても信仰され、お遍路さんが道中の無事を祈願しにお参りする姿もあります。

霊山寺から鳴門の観光スポットまで

お遍路ではなく観光スポットのひとつとして霊山寺に参拝する場合、鳴門市の他の観光スポットまでの距離が気になりますよね。

■鳴門の渦潮(渦の道)

霊山寺から鳴門の渦潮を鑑賞できる「渦の道」までは約25km、一般道で40分程度。「渦の道」がある鳴門公園のすぐ近くには陶板で再現した原寸大の絵画が有名な「大塚国際美術館」もあります。

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