神社やお寺を参拝したとき、気になるのがお守りやおみくじなどの授与品じゃないでしょうか。
お参りのあと、御朱印を書いていただく待ち時間などには「授与所にどんなものが並んでいるのかな?」ってついつい見てしまいませんか?🤗
最近は神社仏閣オリジナルの授与品もデザイン性が高くて、凝ったものやかわいいものなど種類もたくさん。
これから徳島の神社仏閣を参拝する方、どこにどんなものがあるのか気になりますよね。
このページでは、徳島県内の神社仏閣で授与されているお守りやおみくじ、授与品からかわいいもの・おすすめしたいものを厳選してご紹介します!
あくまでも独断と偏見によるチョイスなので、ご参考までに。
随時追加していきます。
お詫びとおことわり
はじめに、このページでは
- 安産
- 合格祈願
系のお守り・おみくじはご紹介していません。
子無しのうえにアラフォーなので、身近でも出産・受験に接することがほぼ皆無なためです😂
そのへんのおみくじ・お守りを期待してこのページに訪れた方にはお詫び申し上げます🙇♀️
眉山天神社
徳島の神社といえば、まずは眉山天神社!
美麗な月替わり御朱印は徳島県内でダントツ人気、さらにJR徳島駅から徒歩10分程度というアクセスの良さもポイント。
すぐお隣は徳島の伝統芸能「阿波踊り」を毎日見学できる阿波おどり会館、眉山山頂に楽々行ける眉山ロープウェイ乗り場もあり、観光スポットとしても優秀です✨
眉山天神社は菅原道真公が御祭神なので、「合格祈願の神さま」として有名です。
授与品には合格祈願のお守りやえんぴつ、絵馬などがありますが、”合格祈願”は自分自身や家族・身内などが受験生じゃないとあまり縁がないものなので、今回は別のジャンルをご紹介しますね🙇♀️
かわいい♡姫みくじ
眉山天神社の境内にある「姫宮神社」は縁結びのパワースポットとして有名。
姫宮神社周辺はハートがいっぱい、かわいいインスタ映えスポットです♡
かわいい神社のかわいいおみくじ、「姫みくじ」が大人気です!
姫みくじは着物のような変わった形の台紙で、折りたたまれた状態になっています。
華やかな和柄はひとつずつ微妙に違っていて、ピンク、ブルー、イエローの3色からお好きな色を選べますよ。
開くと「姫度」「運勢」や「運命の殿方」などの項目があり、一般的なおみくじより内容が細かく濃い目で楽しめます!
内容的に若い女性向けなので、女子旅だとめっちゃ盛り上がりそう。
”たぬき”のお守り
眉山天神社の境内にお祀りされている「九人(くにん)大明神」は9人兄弟の狸の神さま。
お狸さんは「他抜き(たぬき)」に通じることから、商売繁盛や勝負運UPなどの御利益があります。
表は普通のお札っぽいデザインでシンプルなんですが、裏返すと…かわいい狸さんがいるんです!
自分で完成させるお守り!
2020年12月から新登場したこちらのお守り、「叶守(かないまもり)」といいます。
一見普通のお守りですが、所願成就の御祈祷済みの木札に自分で願いごとを書いて完成させる、ちょっとかわったお守りなんです!
お守りのヒモの色は紫とベージュの2色、木札の色は黄色、ピンク、赤の3色から選べます。
天神社らしい梅の紋ですが、寒色なので老若男女問わず持てそうですね。
「ゴジカル!」で島川アナが可憐な容姿に反してやたらと力強い文字で”不老”と書いたお守りです😂
姫宮さんの「良縁成就」お守り
境内社の姫宮神社は「縁結びの神さま」として知られ、ハートがいっぱいのかわいい神社。
「良縁成就」のお守りもあります。
本来の”縁結び”は男女の縁だけでなく、親子や夫婦、主従(仕事)まで幅広く人間関係を指すものだとか。
「縁結び」と似た言葉で「良縁祈願(良縁成就)」というものがありますが、
- 縁結び=現在の縁をより強固にする
- 良縁祈願=新しい縁(出会い)を求める
という違いがあるそうです。
すでにパートナーがいるのに、よりよいお相手とめぐりあいたい…と欲張って良縁祈願をすると、縁結びの神さまに怒られるのでご注意ください😂
パートナー的な縁は間に合ってるので、仕事系の人間関係での良縁に恵まれますように。
王子神社
王子神社は徳島市のやや南部、徳島県立文化の森総合公園内にある神社。
合格祈願の神さまとして有名ですよね。
「猫神さん」として親しまれ、境内には招き猫がいっぱいの猫好きにはたまらない神社です。
授与品もかわいい猫モチーフがいっぱいですよ♡
かわいすぎるお守り
王子神社はお守りの種類はたくさんあるので、どれにしようか迷うときはこちらがおすすめ!
「身守」は総合的なお守りなので、幅広いお願いごとに有効です。
財布などに入れて持ち歩けるコンパクトなサイズ(3cm×5cmくらい)で、裏側が超絶かわいい🥰
色はオレンジの他、ピンクやブルー、紺など、5色くらいあります。
同じサイズのカード型お守りで、2月の「猫の月」御朱印で人気だった「すいいろ」さんデザインもあります!
ミニサイズがかわいい!張り子の猫
王子神社の拝殿には大きな猫の張り子がありますが、あの子がそのままミニサイズになったかわいい張り子があるのを知っていますか?
手のひらサイズでこんなにコンパクト♡
かわいいだけでなく安産・子守り・魔除けの御利益があり、自宅に神棚がない方がお札の代わりに受けることが多いそうです。
安産の縁起物である犬張り子の猫バージョンですね。
スマホに貼れる!スリムなお守り
2月22日の猫の日に登場した特別な印と同じデザインを採用した、スリムなシールタイプのお守りが新登場!
ひそかにお守りの形をしていて、スマホに貼るのにぴったりなほどよい大きさ、厚みもほとんど気になりません。
こちら「願い叶うシール守り」という名称なので、身守と同じく総合的なお守りと思われます。
【豆知識】このシールは吸盤みたいなものなので、くっつかなくなったときはシール面を水洗いすると吸着力が復活します。汚れがひどい場合は台所用洗剤を少しつけて洗うといいですよ。
仕事守り
仕事守りもかわいい!
左の虎柄は2022年寅年バージョンです。
カラーは3色あり、
- 虎らしい黄色系カラー
- 茶トラ風ブラウンカラー
- かわいいピンク系カラー
写真は黄色系カラーです。
右は昨年受けたものですが、今もあるのかな。見るの忘れた。←【追記】今年もありました。
こちらはカラーが2色あり、
- 黒×黄色
- 白×朱色
お松大権現
「阿波の化け猫騒動」で飼い主のお松さん夫婦の無念をはらした正義の猫さま・三毛ちゃんをお祀りするお松大権現。
県南部の方は”合格祈願”といえばお松さんでは。
こちらも王子神社と同じく「猫神さん」として親しまれ、境内はやっぱり招き猫だらけ。
かわいい猫モチーフの授与品もいっぱい♡
招き猫のおみくじ
境内に所せましと並ぶ招き猫はそこそこの大きさなので初穂料もそこそこしますが、こちらの小さな招き猫のおみくじなら気軽に持ち帰れますよ。
ミニサイズながら、ちゃんと人を招く「左手上げ」とお金を招く「右手上げ」があります!
猫のイラストがかわいいお守り
お守りも猫のかわいいデザインなので、猫好きな方ならどれにしようか迷ってしまうこと請け合い。お松大権現は勝負事の神さまなので、受験や合格祈願のお守りが多いですが、こちらの「心願守」なら老若男女問わず持てるのでは。
色は赤と青があります。
大麻比古神社
徳島県と淡路島の総産土神、大麻比古(おおあさひこ)神社は阿波国一の宮。厄除け・方除け、交通安全の神さまとして信仰されています。
「大麻」という社名から、麻は大麻比古神社にとって神聖なもの。授与品には麻でできたお守りなどもあります。
七転び八起きのダルマさん
大麻比古神社の授与品で個人的なお気に入りナンバーワンはこちらのダルマさん。
付属の説明書きによると、
「大麻さま」は方除・厄除・開運の神様であります
不浄、悪魔祓いをして新しい生気を取り戻して再び起き上がるしるしとして古くから参拝者に授与しているのがこの「起き上がりだるま」であります
とのこと。起き上がり小法師のような、絶対に倒れない不屈のダルマさんです。
大小さまざまなサイズがありますが、大きさ的にも初穂料的にも気軽に受けることができるのが1号サイズと2号サイズかと思います。
小さいサイズは授与所の前に並んでいるので、微妙に違う表情のダルマさんから好きなお顔を選べますよ。
写真は2号サイズ。
新たに1号サイズも授かりました😆
左が2号、右が1号サイズです。
1号サイズ:600円
2号サイズ:800円
麻×藍染めのお守り
大麻比古神社には以前から桐箱に入った麻のお守りがありましたが、今年から麻をさらに藍染めで染めたお守りが授与されています。
御神紋からもわかるように(この紋は麻の葉です)麻は大麻比古神社の御祭神とゆかりが深いうえ、魔除けの意味もあります。
古代から天皇が即位するときには阿波国から麻の織物「あらたえ」が調進されるのが習わしで、平成から令和へのお代替わりのときにも木屋平で麻が作られ、宮内庁へ届けられました。
藍染めも古くからの徳島の伝統工芸。
徳島の藍染職人がこのお守りのために特別に染めたものだそうで、お守りは「数量限定」となっていました。
徳島らしさが凝縮されたお守りですね✨
剣山本宮宝蔵石神社
標高1955m、徳島県最高峰&西日本で2番目に高い山剣山(つるぎさん)山頂に鎮座する剣山本宮宝蔵石(つるぎさんほんぐうほうぞうせき)神社。
基本的に土日祝日にしか授与所が開いていないので、御朱印やお守りを拝受するのは徳島で1番難易度が高いと思われます。
アマビエ様おみくじ
そんなハードウェイな宝蔵石神社でこれを見つけてしまったんです。
インスタ等で見かけて気になっていたアマビエ様おみくじ。
陶製なので基本的に郵送は不可、自分で参拝して拝受する以外に受ける方法はないシロモノ。
全国的にも授与している寺社は数えるほどで、徳島ではここだけと思われます。
【追記】アマビエ様おみくじは四国では以下の神社にもあるようです。
- 鴨島八幡神社(徳島県吉野川市)
- 冠纓神社(香川県高松市)
- 廣田八幡神社(香川県高松市)
- 三津厳島神社(愛媛県松山市)
津峯神社
徳島県南部の阿南市津乃峰山山頂に鎮座する津峯(つのみね)神社は古事記にも日本書紀にも登場しない「賀志波比売神(カシハヒメノミコト)」をお祀りしています。
傘みくじ
かわいいミニサイズの和傘のおみくじ、「傘みくじ」。
ちゃんと開閉することができ、傘の部分に運勢が書いてあります。
引くときには傘の部分が紙で包まれているので残念ながら色は選べませんが、色と運勢はリンクしていないので開いてからのお楽しみ✨
運勢の順番も天気で表してあり、合っているか自信がないですが【快晴(大吉)>晴(中吉)>曇(吉)>雨(小吉)>大雨(凶)】の順番っぽい。
境内に結んであった傘の中に「雪」があった気がするんですが、これが「大凶」…なのかな?🤔
津田八幡神社
徳島市の南東部、漁師町の津田町に鎮座する津田八幡神社。
宮司さんは伊勢神宮で長く奉職された方で、数年前に津田にお戻りになってから御朱印や絵馬などを新しくデザインされ、人気となっています。
鳩みくじ
津田八幡神社は御朱印や絵馬なども宮司さんがデザインされているんですが、こちらの「鳩みくじ」もオリジナル!
八幡さまの神使である鳩をモチーフに、海が近い津田町に鎮座することから海の青をイメージしたボディーカラー、本物の鳩と同じく目の周りがオレンジ色というこだわり。
4月30日から頒布が始まったばかりなので、おみくじを結ぶところにはまだ1羽だけポツンと。結ぶときは頭を拝殿に向けるといいそうです。
たくさん並ぶとかわいいでしょうね✨
丸い目は御朱印に押される青い鳩のスタンプをイメージしているそうです。
夢叶御守
津田八幡神社の境内に鎮座する狸の神さま「楠木大明神」がお守りになりました!
人気の御朱印と同じデザインで、横向きタイプのかわいいお狸さんのイラストです。老若男女問わず持てるオールマイティーなお守りなので、願意を設定せずに「夢叶(ゆめかなう)」としたそうです。
かさばらないカードタイプなので、お財布やスマホカバーに入れて持ち歩けます。
津田八幡神社はカード型お守りの種類が豊富。
御朱印と同じデザインで、季節に合わせた四神霊獣お守りもあります!
- 春=青龍
- 夏=朱雀
- 秋=白虎(写真のもの)
- 冬=玄武
- 土用=麒麟
やまももカラーとイラストがかわいい「恋結び」守りは中高生に人気だとか!
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やまももの花言葉は「ただひとりを愛する」「一途」というもの。
やだ、ロマンチックが止まらない…。
カード型のお守りはかさばらないので、財布やスマホケースなどに入れてこっそり持ち歩けるのがポイントです。
宇佐八幡神社
鳴門市撫養町に鎮座する宇佐八幡神社。
2021年から新たに月替わり御朱印が頒布されるようになり、定期的に花手水の設置もあることで人気です!
鳴門鯛みくじ
2021年4月から頒布されている鳴門鯛みくじ。
張り子の鯛におみくじが入っているもので、一般的には「一年安鯛みくじ」として頒布されていますが、鳴門にある神社なので「鳴門鯛」の表記です✨
鯛は桶に入っているので、付属の釣り竿で釣りあげてください。
君色みくじ
こちらも4月から頒布されるようになった「君色(きみいろ)みくじ」。
拝殿にある自販機式のおみくじマシーンから、あなたに合う色を20色の中から神さまが選んでくれます。中は普通のおみくじのように運勢などが書かれています。
このおみくじマシーン、詰まりやすいそうなので、ちゃんと出てくるかどうかが最初の運試し😂
宇佐八幡神社は神職非常駐なので、宮司さんがいらっしゃる日に引くのがいいかも💦
一度、おみくじ出て来なかったことがあるんですが、今日はダメな日だと思ってあきらめました。おみくじが出ないだけで連絡するのは気がひけますよね。。。
季節限定おみくじも!
宇佐八幡神社ではレギュラーおみくじのほかにも季節限定のおみくじが用意されています!
写真は春限定の「花ひらくさくらみくじ」。
- 【春限定】3月から5月まで「さくらみくじ」
- 【夏限定】6月から8月まで「とんぼ玉みくじ」
- 【秋限定】9月から11月まで「傘みくじ」
- 【冬限定】12月から2月まで「災転(さいころ)みくじ」
鳴門鯛守り
古くから縁起物として重宝された鳴門鯛に一年安泰と大願成就の願いを込めたお守りです。
手作り感ある鳴門鯛はひとつひとつ微妙に表情が違うので、目が合ったこの子にしました。
サイズはちょっと大きめ。
坂本八幡神社
坂本八幡神社は徳島市中心部から車で40分ほどの場所、上勝寄りの勝浦町にあります。
アクセス不便な場所ですが、花手水や焚き火のイベントなどが開催され、「わざわざ行きたい神社」として若い世代にも人気。
おひなさまのお守り
「ビッグひな祭り」発祥の地、勝浦町はおひな様のまちとしてアピールしています。
勝浦町に鎮座する坂本八幡神社でも、かわいいおひな様のお守りが頒布されています。
こちらは裏側、お内裏様とお雛様、五人囃子と三人官女などが並んだひな壇のイメージ。
色はピンクとブルーがあります。
こちらが表。
にぎやかな裏面と違い、表はとてもシンプルで社紋と社名入りです。
恐竜のお守り
四国で恐竜の化石が初めて出土したことから、勝浦町は恐竜推しでもあります。
坂本八幡神社でも御朱印に恐竜を取り入れて認知度アップに一役買っています。
新たに登場した恐竜のお守りも注目!
恐竜の生命力や力強さにあやかった「力守り」です。
”七社七鳥居”の坂本八幡神社らしく、ティラノサウルスが7つの鳥居をくぐっているデザイン。
色はグリーンと紺の2色です。
ダルマお守り
新しく登場した「大願成就」のお守りはカラフルなダルマがかわいい!
ヒゲが鳩八なので、坂本八幡神社オリジナルデザインっぽい。
鴨島八幡神社
徳島県のちょっと西部、吉野川市鴨島町に鎮座する鴨島八幡神社。
権禰宜さんが手がける暦ごと・季節ごとのかわいい御朱印が人気です!
狐のおみくじ
狸だらけの徳島には稲荷神社は少ないんですが、鴨島八幡神社は境内に立派な稲荷神社があります。
赤い前掛けをつけた、かわいい白狐さんのおみくじが登場しました!
陶の底におみくじが入っているタイプで、おみくじを引いた後はオブジェとして飾れるやつです✨
狐さんの他、鴨島八幡神社の陶製おみくじは
- カエルさん
- アマビエさま
があり、初穂料は同じく500円です。
シールお守り
おみくじの狐さんに似たかわいいシールのお守りが登場!
画像がと色がわかりにくいですが、朱色というか赤というか…な感じで、真っ赤っかではないです。
500円玉よりちょっと大きいくらいで、スマホに貼ったり御朱印帳に貼ったりするのにいいと思います。私は鴨島八幡神社専用にしている御朱印帳の表紙裏に貼りました。
貼ってはがせるタイプではなく、ステッカー系の一度貼ったら取り返しがつかないタイプです。
藤井寺
四国八十八か所霊場第11番札所藤井寺(ふじいでら)の御本尊は薬師如来。
薬師如来は薬壺を手に持ち、あらゆる病気を治してくれる仏さま。
藤井寺の薬師如来は火災や戦乱など度重なる危機をくぐり抜け、「四国霊場で最古の仏像」といわれる創建当時そのままの尊像が残っていて、本堂ではお前立を拝顔できます。
病気平癒のお守り
そんな藤井寺には御本尊の薬師如来さまのお姿が描かれた病気平癒のお守りがありますが、注目すべきはその絵のクオリティー。
仏さまを描いたお守りというと一般的にはいかつい系が多いですが、藤井寺のお守りはこのとおりのゆる~いイラスト😂
白地でシンプルなので、老若男女問わず持てるデザインでは。
「厄除けのお薬師さん」と呼ばれている御本尊にあやかり、御利益めっちゃありそうですよ。
愛染院
愛染院(あいぜんいん)は四国八十八か所霊場第3番札所金泉寺(こんせんじ)の奥の院。
仁王門の大きなわらじがインパクトあります。
愛染院がわらじ押しなのには訳があります。
本堂横の廟にお祀りされている赤澤信濃守(あかざわしなののかみ)は長宗我部元親の阿波侵攻に際し、優勢だったにも関わらずわらじの紐が切れたことが原因で敵将に討たれた、という悲劇の武将なんです😢
足腰のお守り
いつからか信濃守は「足腰の病気を治してくれる神さま」と信仰されるようになりました。
信濃守に病気が治るよう願掛けをして、願いが叶うとお礼にわらじを奉納する風習があります。
納経所では足腰の病気に御利益があるお守りを授与していただけます。
大山寺
四国別格二十霊場第1番、四国三十六不動霊場第1番など複数の霊場で札所となっている大山寺(たいさんじ)は開創から1500年の歴史がある徳島県最古のお寺。
源義経が屋島の戦いでの戦勝祈願をし、境内には弁慶が植えたという大きなイチョウの木があります。
古くから「開運のお寺」「縁結びのお寺」として信仰されています。
藍の塗香
「塗香(ずこう)」とは塗るお香のことですが、大山寺にはオリジナルの藍の塗香があります。
藍染めは古くから伝わる徳島の伝統工芸で、藍の花には「美しく装う」という花言葉があり、”人を魅了して良縁とめぐりあわせる”という縁結びのお寺らしい素敵な由来があります🥰
三十六童子の手ぬぐい
大山寺にはゆる~い絵柄がかわいい三十六童子の手ぬぐいがありました。
こちら、四国三十六不動霊場の他のお寺では見かけないレアものです!
恩山寺
四国八十八か所霊場第18番札所恩山寺(おんざんじ)はかつては厳しい修行の道場でした。
「母養山(ぼようざん)」という変わった山号ですが、若き日の弘法大師が女人禁制を解く修行を行い、母君を迎え入れたというエピソードがあります。
現在も大師堂に寄り添うように「御母公堂」があり、母の愛や親子の絆を感じるお寺です。
お守り界の頂点「摺袈裟(すりげさ)」
そんな恩山寺でぜひとも受けたいのがこの「摺袈裟(すりげさ)」というお守り。
お守りというか、一見するとただの折りたたまれた紙ですが、中には梵字とお経が書かれています
お守りって一般的には一年ごとに取り替えたり、願いごとが叶うと寺社にお返しするものですよね。
ですが、この摺袈裟は受けたものを一生持ち、死んだときは棺桶に入れてもらうもの。
一生もののお守りなんです!
気になるその御利益は、
- 陀羅尼(だらに)の功徳により患っているいかなる病も治癒
- 滅罪生善(めつざいしょうぜん、悪いことをいいことに変える)のためにはこれ以上の功徳はない
- 亡くなった人の棺にこの摺袈裟を入れると必ず極楽浄土に往生できる
- すでに亡くなっている方の追善供養にも◎
などなど。
摺袈裟最強やん!
生きているときはその身を守り、あの世に行くときも一緒という、これからの人生をともに歩むバディ的存在。
個人的には”お守り界の頂点”だと思っています。
本来は受けたときに入っている白い袋に入れたままで持ち歩きます。
熊谷寺
四国八十八か所霊場第8番札所熊谷寺(くまだにじ)は四国霊場最大・最古の仁王門や多宝塔があり、広い境内に季節の花々が咲き乱れる「花のお寺」としても有名。
お遍路さん以外にも花の見物や写真撮影に大勢の人が訪れています。
熊谷寺のクマ守り
熊谷寺なのでクマ、ストレートです🤣
ひとつひとつ顔や柄が違うので、お気に入りのクマちゃんを探してください。
色は白系から黒系まで、幅広く揃っています。
このクマちゃんはかわいいだけでなく、「身代わり守り」的な感じでした。大きさは5cmくらいで、前はもう少し大きいサイズもありましたが今はワンサイズ。
手足が可動してお座りとかできればいいんですが、動きません🙅♀️→ポーズ違いで、お座りタイプもありました。
安楽寺
四国八十八か所霊場第6番札所安楽寺(あんらくじ)は「温泉山」という山号のとおり、温泉がある宿坊が有名。
”薬師如来と弘法大師の恵みの湯”として、温泉自体が古くから信仰されています。
やくしの湯
安楽寺の温泉の成分を元にした「やくしの湯」という入浴剤が頒布されています!
お寺の授与品に入浴剤、かなり珍しいですよね♨
温泉の御朱印を拝受すると無料でいただけますが、単品でも頒布されています。季節限定などさまざまな種類があるので、参拝された際はぜひチェックしてください!
旅するお遍路さん
安楽寺には本堂にガチャガチャが設置されています。
ちょっと何言ってるかわかんないかもしれませんが、景品はすべて安楽寺オリジナル企画です。
四国霊場第6番札所、とても由緒あるお寺ですが意外と破天荒スタイル😂
常時6種類の景品(といっていいのか?)が揃っていて、個人的におすすめしたいのがこの「旅するお遍路さん」シリーズ。
小さな張り子のお遍路さんで、全部で7種+シークレット1種というこだわりぶり。
ひとつひとつお坊さん(倉敷高蔵寺住職・天野こうゆう師)が手作りしたありがたい縁起物✨
シークレットのお大師さんに会えるまで課金します。
人気なので品切れの場合あり。
同じテイストの仏さまバージョン
「みほとけ」シリーズもあります!
ちなみに、天野こうゆう師の作品はcreemaでも購入できますよ~💁♀️
雲辺寺
四国八十八か所霊場第66番札所雲辺寺は四国霊場最高峰。
秋は紅葉、初夏はあじさいの名所としても知られ、季節限定の御朱印も人気!
広い境内には等身大のユーモラスな五百羅漢像が並び、写真愛好家にも人気のスポットです。
目アララカニナシタマエ
雲辺寺の御本尊は千手観音。尊像は平安時代の作で、国の重要文化財に指定されています。
その胎内には「目アララカニナシタマエカナラズ」という眼病平癒の祈願文と独特な目のイラストがあり、とても珍しいとか。
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雲辺寺にはこの祈願文とイラストをモチーフにした目のお守りがあります。
こちらは観音さまの御縁日である毎月18日限定の授与となっていて、色は白とピンクがあります(写真は白)。
白は桜、ピンクはローズっぽい香りつき✨
こちらのお守り、現在は
頒布されていないかも…。
雲のお守り
お守りがかわいいことに定評がある雲辺寺ですが、今いちばん人気があるのが、この「雲のお守り」かもしれません。
天空のお寺らしい、青空と雲がデザインされたさわやかなデザイン✨
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新色ピンクも登場!
東林院
四国八十八か所霊場第1番札所霊山寺の奥の院、東林院は弘法大師とゆかりが深いお寺。
大師がみずから護国の種をまき、住民に農業の指導をしたという伝承があり、今でも「お遍路さんの発心の種を蒔く寺」として信仰されています。
一行一光くじ
東林院でおすすめなのが、「一行一光くじ」というオリジナルのおみくじ。
一般的なおみくじのように吉凶や運勢はなく、ひと言でズバッとアドバイス(?)が書かれた変わり種おみくじです。
しかも阿波弁(徳島の方言)丸出しで😂
普通のおみくじは書いてあることを神仏からのアドバイスだと思って、悩んだときの指針にすればいい、といわれますがたびたび読み返さないと内容を忘れてしまいますよね。
しかし、こちらは1年たっても内容を忘れません(昨年引いたのは「無敵の、まずまずじゃ。」でした)😂
全部で50種類あるそうですが、他のはどんな内容なのか気になって仕方ない。
くじは本坊左隣にある納経所の中にあります。
こちらは四国霊場のお寺のように窓口に常駐されていないので、ご不在の場合はカウンターの入金箱におみくじのお金を入れて引きましょう。
吉祥院
四国八十八か所霊場番外札所、吉祥院は土御門天皇ゆかりのお寺。
弘法大師がみずから鍬を持ち、湖を埋め立てて土地を開拓したという伝説があります。戦国時代、やはり土佐のあの人の戦火で廃寺となっていたものを現在のご住職が再興しました。今まさに復興途中のお寺です。
ひそかにレアなおみくじ
吉祥院のおみくじはインターナショナルな5か国語バージョンと日本語バージョンの2種類ありますが、一見するとなんてことない普通のおみくじなんです。
しかし、引いてびっくり。
めっちゃレアな「半吉」ありパターンのおみくじでした。
多くの寺社では大吉~大凶まで7段階のおみくじが頒布されています。
「半吉」ありの場合は一般的に12段階の運勢があるとか。
凶のバリエーションが無駄に多いな😂
「半吉」は運勢的には吉凶半々でそれほど良くないんですが、出現率はかなりレアなので(一説によると出現率5%)、ある意味大吉よりラッキーといわれています。
吉祥院に参拝したときはおみくじも要チェックですね。
まとめ
神社やお寺にはそれぞれ御祭神・御本尊、寺社の歴史や縁起に基づいて趣向を凝らした授与品がいろいろあります。
この記事で紹介しているのは基本的に実際に自分で受けたものばかりです!
基本的にお守りや寺社オリジナルの授与品が大好きなので、ついつい集めてしまいがち。。。
ジャンル的にやや偏りはありますが、少しずつまとめていくので参拝するときの参考にしてくださいね。
\おみくじの歴史など勉強になります/