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徳島県阿南市|「阿波の松島」を見下ろす津峯神社は絶景スポット!参詣リフトで楽々アクセス

徳島の御朱印

津峯(つのみね)神社は徳島県南部の阿南市にあります。「津乃峰山」という標高300mほどの山の上にあるのでややアクセスは不便ですが、参詣リフトに乗るという珍しい体験ができますよ😆

古事記にも日本書紀にも登場しない「賀志波比売命(カシハヒメノミコト)」を日本で唯一お祀りしている神社で、山頂からは美しい橘湾を一望できる絶景スポットでもあります。

拝殿前の授与所で御朱印をいただくことができ、西陣織のゴージャスなオリジナル御朱印帳があります✨

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津峯神社へのアクセス

津峯神社
〒774-0021 徳島県阿南市津乃峰町東分343

津峯神社は標高300mほどの「津乃峰山」のほぼ頂上にあります。

参道入り口までは全長3.7kmの有料道路「津峯スカイライン」を通るのが一般的。通常は自動精算機で往復分の料金を先払いするシステムで、初詣シーズンは有人で後払い制になります。

津峯スカイラインの料金
軽自動車、普通車:往復600円
二輪車:往復400円
営業時間:6:00~22:00

細い道を進んで行くと、分岐にある「津峯神社」「津峯スカイライン」と書いたこの黄色い看板が目印で、ここを曲がればすぐ津峯スカイラインの入り口が見えます。

★津峯スカイラインを通らない場合、ガチ登山道経由(徒歩)でしかアクセスできない模様。JR阿波橘駅から徒歩3分で登山道の入り口があります。

津峯神社の駐車場

津峯スカイラインを上がった先には参拝者が無料で利用できる大型駐車場があります(250台分)。初詣シーズン以外であれば駐車場がいっぱいで停められない、ということはないはず。

この駐車場は山の8合目あたりにあるので、駐車場から神社までは後述する参詣リフト(有料)又は約300段の階段でのアクセスとなります。

公共交通機関でのアクセス

津峯神社は最寄り駅から距離があり、バスの路線もないので車以外でのアクセスが困難です。

・JR牟岐線阿波橘駅から1.6km(登山道経由)

・JR阿南駅からタクシー利用で15分

参詣リフトで行く神社

津峯神社の境内は駐車場からさらに階段を上がった先にあります。

体力に自信がない等で階段利用が厳しい場合、有料ですが階段部分をショートカットできる参詣リフトがあるので、楽々お参りできます(高所恐怖症の方以外は)。

平日の場合、参拝者がそれほど多くないのでリフトが止まっていることも。乗り場に係の方がいれば、チケットを購入するとリフトを動かしてくれます。山頂駅では行きも帰りも神職の女性が対応してくれました。駐車場から山頂までのリフト乗車時間は5分くらいです。

津峯山参詣リフト
営業時間:9:00~17:00
料金:大人往復500円
★片道の場合は上り350円、下り200円

私は高所恐怖症というほどではないですが、高いところはちょっと苦手😫上りはまだギリギリ耐えられましたが、下りはちょっと厳しかったです。。。

支柱を通過するときは微妙にガクンと揺れるし、きしむのでスリル満点でした😂

下りのリフト乗り場は間髪入れずこの光景で、心の準備をする前に地面がなくなります高所恐怖症の自覚がある方は往復とも階段を利用するか、下りのみ階段利用を推奨します。

高所恐怖症でない方なら下りは絶対リフトがおすすめ!階段からだと景色があんまり見えないので、ぜひ「阿波の松島」と呼ばれる絶景をご覧ください✨

津峯神社の御朱印

拝殿に向かって右側に授与所があり、そこで書いていただけます。

御朱印の初穂料:300円

オリジナル御朱印帳

津峯神社には西陣織のゴージャスなオリジナル御朱印帳があります。金色で高級感があり、八角形の御神紋入り。

メモを忘れたため、初穂料があやふやですが御朱印帳の初穂料は1500円で、御朱印は別で300円を納めたと思います。合わせて1800円、だったはず。間違っていたらすみません…。

津峯神社の社務所受付時間

授与所には受付時間の掲示はなかったですが、リフトの営業時間が9:00~17:00までなのでその間であれば受付していただけると思います。

津峯神社について

黄塵の巷を離れ、雲表遙かにそびゆる阿南霊峰の頂上に弥高く鎮まります、延喜式内社(賀志波比売神社)津峯神社は、人皇第四十五代聖武天皇の御宇、神亀元年、神託によって國家の鎮護、民族長寿延命の守護神として賀志波比売大神を御本社に、開運招福、海上安全の守護神として恵比須大神、大國主大神を境内社に奉斎し、國主、領主の尊崇頗る篤く、殊に阿淡の藩主蜂須賀家歴代の家運長久を祈願せられ、爾来県内外の庶民開運招福、生命の守護神として、ことのほか信仰し、更に主神、賀志波比売大神は延命長寿を司り一日に一人の生命をお助け下さるとの御神徳、また恵比須大神は、福の神として阿波七福神めぐりの社寺に加わり、この霊域に参詣する全國各地の崇敬者が四季絶えることがない。
室戸阿南海岸國定公園の当津峯山は本州の東南に屹立して衆山の崇とも言うべく、遠くは紀の和歌の浦、淡路、鳴門、近くは小松島、橘湾等、雲霞縹緲の間に展望することができ、俯瞰すれば紺碧の海面を、或いは飛鳥の如く、或いは漂葉の如く去来する機船、漁舟の妙様筆紙に尽しがたく、海底の旭日、西山の夕陽、その景、阿波八景随一の名にはじず、陸前の松島に似て勝るとも劣らぬ絶景である。
赫々たる神徳、風光の美をかね実に天下の勝地であり、今や阪神、和歌山、香川、高知県をはじめ、全國各地に崇敬者を有し、篤信の徒、観光の客、この霊域に賽する者年間五十万人を超えている。
天正年間、阿土合戦の戦火に罹災するも藩政時代には國主蜂須賀阿波守の崇敬あつく、家老賀島家歴代の家例として正月三日諸臣を従え、参詣され、近くは大正九年五月二日蜂須賀正韶侯爵、昭和二年六月二日伏見宮博義王殿下がそれぞれ参拝せられ月桂樹の記念植樹をされている。

(由緒書きより引用)

津峯神社の創建は聖武天皇の時代の神亀元年(724年)で、1200年以上の歴史がある神社。江戸時代には「津峯大権現(つのみねだいごんげん)」と呼ばれていました。

神託によって国家鎮護・延命長寿の神としてお祀りされ、当初はふもとにありましたが、後に住民の希望で津乃峰山の山上に遷座しています。津峯神社があった場所には現在は「賀志波比売(カシハヒメ)神社」があり、こちらが元宮。

津峯神社と賀志波比売神社の2社が延喜式神名帳にある「阿波国那賀郡 賀志波比売神社」の論社です。

論社(ろんしゃ)
所在がわからなくなった式内社の候補となる神社が複数あり、いずれとも決定しがたい場合にそれらの神社に対して使われる言葉です。

「天正年間に阿土合戦に罹災」という記録もあり、例のごとく長宗我部元親によって焼き払われたようです😫

津峯神社は津乃峰山の284m地点にあり、鎮座する山は”津乃峰”山ですが、神社の名前は”津峯”神社。山の名前に合わせて「津乃峰神社」と表記されることもありますが、正式には「津峯神社」です。

津峯神社の御祭神

御祭神は賀志波比売大神(カシハヒメノオオカミ)。

人の寿命を司る神さまで、一日に一人の命を助けてくれる御神徳があります。カシハヒメは日本で唯一、津峯神社と元宮とされる賀志波比売神社でのみ祭祀されている神さまなので、御朱印にもあるとおり「日本一社」。

相殿として山の神である「大山祇命(オオヤマヅミノミコト)」を祀っています。

相殿(あいどの)
同じ社殿に2柱以上の神をあわせて祀ること。

津峯神社の見どころ

津峯神社で個人的に気になる&おすすめの見どころを写真つきでご紹介します!参拝される前にチェックして参考になさってくださいね。

そびえる階段

津峯スカイラインを利用し、駐車場まで行くとまず目に入るのがこの階段でした。円錐形?みたいなむっちゃ変わった形をしています。下から見ると圧がすごい😂

まったく先が見えない、何これこわい😂噂によるとこの階段は300段くらいあるので、体力に自信がない場合は参詣リフトが絶対おすすめです。

階段を少し上がったところにある謎の建物は遥拝所だそうで、これはリフトからも見えました。

新車を買ったときとか、神社で車のお祓いしますよね。

津峯神社は社殿まで車で行けないので、階段の下に車祓い用のスペースがあり、そこに参道の鳥居とは別に小さな鳥居と狛犬がいました。阿形はなぜか口に10円玉がぎゅうぎゅうに詰められていて、300円分くらいありそう。お賽銭にしてはアグレッシブな入れ方でした。

和モダンな参道

リフトでも階段でも、山頂ではこの参道にたどりつきます。

参道沿いには売店など何店舗かお店がありますが、平日だったのでほとんど閉まっていました。初詣シーズンなど、参拝者が多いときのみの営業かも?

閉まっているお店には和モダンなシャッターアートがあって素敵✨

リフト乗り場からはすぐ社殿が見え、売店の奥に手水舎があります。

山頂はそれほど広々したスペースではなく、意外とコンパクトでした。参拝したときは大工さん数人がかりでの工事中で、真新しい塀が設置されていました。お正月の準備でしょうか。

絶景!阿波の松島

境内には展望スポットがあり、「阿波の松島」と呼ばれる美しい橘湾が一望できます😆

赤丸のあたりの出っ張りが四国最東端の「蒲生田(かもだ)岬」で、その先の離島は「伊島」という有人島。橘湾は複雑に入り組んだリアス式海岸で、今見える島々は古代は山の頂上だったそうです。

境内からはふもとの阿南市街地が見渡せて、とても眺めがよく、まさに絶景!

木が少し邪魔ですが、雄大な太平洋はよく見えました。晴れていればここから対岸の和歌山や淡路島が見え、津峯スカイラインの途中にある公園からは鳴門海峡大橋が見えます。

海上安全の神さまと「海の道しるべ」

展望スポット全景はこんな感じで、ベンチもあってゆっくりと景色を楽しむことができますよ。過ごしやすい季節なら、日向ぼっこしながらぼーっと海を眺めるのもいいかも😊座っていても景色はよく見えます。

展望スポットの柵はちょっと低めの位置にあるので、近づきすぎると危ないかも。写真を撮るときなど、ご注意ください。

隅っこには白い灯台のようなものがありますが、こちらは「常夜灯(常夜燈)」というそうです。これは飾りではなく、今も夜間には毎日光が灯され、海上からの目印となっています。晴れている日は和歌山からもこの光が見えるとか!

「海のみちしるべ」として、古くから津峯山を含む「阿波三峰」が海上からの目印となっていたそうです。詳しくは⇒徳島海上保安部「阿波三峰について」をご覧ください。

海上安全の神さまだからか、境内には大きなイカリがありました。これは奉納されたもの?オブジェ?🤔

津峯神社にはオリジナルの大漁旗もあり、鯛の絵がおめでたい感じ。なかなか見かけない珍しい授与品ですよね。

御神木

木漏れ日が神々しい御神木。

御神木の根元には長寿のシンボル、鶴と亀がいます。御祭神のカシハヒメさまにちなんでいるんでしょうか。

由緒書きによると、蜂須賀正韶侯爵と伏見宮博義王殿下が記念植樹したという月桂樹の木があるそうですが、今も境内にあるんでしょうか。見逃してしまいました。

狛犬

拝殿の前には苔むした狛犬さんがいます。やたらと高い台座には「家内安全」「海上安全」と刻まれていました。

独特のお顔立ちで、笑っているような表情がかわいいですね。台座には鳥居がたてかけられていますが、このスタイルは初めて見たかも。

この狛犬は文化2年(1805年)生まれ、200歳オーバーの長老でした。

立派な拝殿

立派な瓦屋根の拝殿は昭和21年(1946年)に建て替えられた比較的新しいもの。昭和21年といえば昭和南海地震があった年で、津峯神社でも地震で社殿等が倒壊し、神職の方が2名死傷する被害があったそうです。

拝殿には御神紋が入ったちょうちんがあります。津峯神社の御神紋は八角形でとても珍しく、これは「三方(さんぽう)」をかたどったものだそうです。

三方とは神事において神様に御供えする神饌を載せる台のことであるが、所謂食器を意味します。往古、食物を柏の葉に盛る風習があり、それから転じてカシワは食器の総称とされ、現在でも携帯する食器をカシワと言います。
柏の葉は落葉樹ですが、秋に葉が枯れても翌年の春に新芽が芽吹くまで古い葉が落ちない特性から、「家系が途絶えない」子孫繁栄の縁起物であり、カシハヒメの語源とされたのではないかと伝えられており、「柏の葉」=「三方」=「八角御紋」と推測されています。

(津峯神社公式サイトから引用)

三方は身近なものでいえばお正月に鏡餅を乗せる台、といえばイメージしやすいでしょうか。

拝殿の扁額は最後の徳島藩主、蜂須賀茂韶(もちあき)公の書だとか。

境内社

拝殿の隣には末社として大国主(オオクニヌシ)と事代主(コトシロヌシ)がお祀りされています。こちらも昭和21年に建て替えられたものっぽいですね。

大国主(大黒さん)と事代主(恵比須さん)はともに七福神メンバーで親子とされ、開運招福、海上安全の御利益があります。こちらにもたくさんの絵馬が奉納されていました。

恵比須&大黒コンビは別の場所にも。

参道には宝船に乗った七福神もいました。

まとめ

津峯神社は標高300mの山の上にあり、参詣リフトに乗ってアクセスする変わった神社です。式内社で、日本で唯一ここにしかお祀りされていない「賀志波比売(カシハヒメ)大神」が御祭神です。

ふもとからも有料道路の津峯スカイラインを通らないと行けず、アクセス不便な場所にありますが神職の方が社務所に常駐しているので御朱印をいただくことができますよ。珍しい八角形の御神紋入りのオリジナル御朱印帳もあるので、御朱印と合わせて拝受してみては。

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