徳島県勝浦郡に鎮座する、坂本八幡神社で新しく恐竜の御朱印がいただけるようになりました!私が把握しているなかでは、勝浦町の神社で御朱印がいただけるのはここだけ。
坂本八幡神社は上勝町との境目近くにあるので、徳島市内中心部からだと車で1時間くらいかかります。地図で見ると勝浦郡は徳島県のちょうど真ん中あたりなんですが、県内各地からのアクセスは意外と不便💦
それでも、わざわざ行く価値のある個性豊かな神社です。
とくにおすすめなポイントは、
- 狛犬が好きな方必見!の神社🤗
- 毎年秋分の日には変わった行事がありますよ~😆
- 徳島では珍しい本格花手水あります✨
の3点。
坂本八幡神社の見どころを詳しくご紹介します💁♀️
花手水のところだけ見たい方はこちらからどうぞ☞花手水
坂本八幡神社へのアクセス
Googleマップでは地名がつかない「八幡神社」となっていますが、「ふれあいの里さかもと」のすぐ近くなのでこちらが目印になります。
- 徳島自動車道徳島インターから約32km
- 「道の駅ひなの里かつうら」から約7.5km
坂本八幡神社の駐車場
境内に乗り入れ可能、郵便局前の坂道を上がってすぐ左手に駐車場があります。駐車料金は無料。
イベント時などはすぐ近くの「ふれあいの里」の駐車場を利用できます。
公共交通機関でのアクセス
徳島バス勝浦線「坂本八幡神社前」バス停がすぐ近くにありますが運行本数が少ないうえ、徳島駅からの直行便がなく乗り換えが必要です。
坂本八幡神社の御朱印
坂本八幡神社は神職常駐の神社ではないため御朱印帳に書いていただくことはできませんが、拝殿の左手にある授与所前の御朱印ボックスでセルフ拝受できます。1枚1枚きちんとビニール袋に入っていました。
御朱印は書置きのみで、印以外はすべて印刷です。
右下のスタンプは鳥居をくぐるブラキオサウルス的な恐竜。動物がモチーフになった御朱印はいろいろありますが、恐竜はかなり珍しいのでは🤔
肉食恐竜の化石も見つかったので、恐竜のスタンプにバリエーションがあると楽しいかも😆
ビッグひな祭り限定御朱印あり?
賽銭箱には別デザインの御朱印が貼ってありました。こちらは見本のみでしたが、勝浦町では毎月3月に「ビッグひな祭り」が開催されているので、御朱印もひな祭りバージョンになるようです😆
神事・行事では直書きOK
ふだんは神職さん常駐ではないため、御朱印は書置きのみですが神事や行事があるときは授与所が開いているため御朱印帳に直接書き入れしていただけるとか🤗
2020年の秋分の日の「七社七鳥居参り」は規模縮小で行われるため、例年のような神楽やお接待などのイベントは中止ですが、御朱印の対応はしていただけるようです。
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直書き御朱印はこんな感じだそうです。彼岸花を持った恐竜、しかも骨格バージョン😆はさみ紙にはアマビエ様がいて、細かいところまでかわいい✨
今後も直書きチャンスがあることを期待します。
御朱印の種類が増えました!
11月頃より、毎月「8」がつく日(8日、18日、28日)にはダルマの御朱印が登場しています!直書きしていただける場合は「8」の日関係なく書いていただけるようです。
恐竜の御朱印も種類が増えて、骨格バージョンや標識バージョンが登場しています!このほか、鳥居をくぐる恐竜や印だけのシンプルなデザインもあり、現在の御朱印は5種類~6種類くらいあります(2020年12月時点)。
ただし、書置きでの頒布なので御朱印ボックスにあるものしか拝受できません💦どうしても拝受したいデザインがある場合は直書きしていただける日に参拝するのがおすすめ。若しくは、ダルマの御朱印を置くために必ず神職さんが来られている「8」がつく日の直後だと種類が多めかもしれませんね🤔
郵送対応始めました
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御朱印の郵送対応を始めたそうです!
花手水の人気で参拝者が急増したため、参拝したときに希望する御朱印を拝受できないこともたまにありました😥2月~4月はビッグひな祭りに合わせた特別御朱印もあるので、参拝したときに御朱印の在庫がなくても郵送していただければありがたいですよね。
御朱印の初穂料:1体500円(同封の振込用紙にて納付 )
坂本八幡神社について
阿波国の豪族麻植遠江守が平間の地(現在の権現山)に八幡宮を勧請。祈願所にしたことに始まると伝える。その後、慶長三年に現在の宮平に遷座されました。現在の本殿は安政五年の建立。麻植遠江守が始めた正月弓初め式は、一旦中断しておりましたが承応二年頃より境内馬場で的矢神事が再興され新春恒例神事として賑うも現在は再び中断するに至りました。
享保元年の記録には、坂本村は勝浦山坂本村となっており、坂本村以奥のいわゆる現在の上勝町区域の村名はみえず、すべて勝浦山坂本村に一括されていたことから勝浦山総鎮守として親しまれてきました。
八社の御社、八対の狛犬、八基の鳥居、八の意味するところは、末広がりの七転八起の運を開く大願成就のご利益があるとして広く信仰されています。(現地案内板より引用)
坂本八幡神社の正確な創建年は不明。縁起に登場する「麻植遠江守」についても詳細がわかりませんが、子の麻植伊勢守が1579年に「脇城外の戦い」で謀殺されたとあるので、1500年代前半くらいに活躍した人物でしょうか🤔とすると、創建から500年以上の歴史がある神社と考えられます。
現在は勝浦郡は勝浦町と上勝町の2つの町で構成されていますが、当時は上勝町の全域が「坂本村」に属していて、坂本八幡神社は勝浦山の総鎮守として信仰されていました。御朱印にも「勝浦山総鎮守」と書かれています。
坂本八幡神社の御祭神
八幡神社なので、御祭神は誉田別尊(ホムタワケノミコト、応神天皇)。
坂本八幡神社の見どころ
坂本八幡神社で個人的に気になる&おすすめの見どころを写真つきでご紹介します!参拝される前にチェックして、参考になさってくださいね。
歴史を感じる手水舎
手水舎は水鉢は新しいですが、屋根や柱は歴史がありそうな重厚感でした。灯籠もたくさん並んでいて、さすが勝浦随一の神社という貫禄✨
徳島では珍しい「花手水」
坂本八幡神社では、徳島では珍しい華やかな「花手水(はなちょうず・はなてみず)」も楽しめます✨
コロナ禍で現在は手水を封鎖している寺社も多く、全国でも「花手水」を取り入れるところが増えています。使えない手水鉢に季節の花などを浮かべて参拝者を楽しませてくれる、なんとも嬉しい心遣いですよね😆
坂本八幡神社は神職常駐ではないので、どのくらいのペースでお花のお手入れや入れ替えをしているのかは不明ですが、寒い時期はお花が長持ちするので活けられてから1週間~2週間くらいはきれいなまま楽しめるそうです。
社殿の右手にある古い手水鉢にも色とりどりの紅葉が浮かんでいました。こちらも要チェックです👌
入れ替え等で見られないとき・撤去するときは坂本八幡神社の公式インスタグラムで告知がありますが、気になる方は参拝前に問い合わせてみては。
こちら、12月19日入れ替えの花手水です✨
設置から3日後の22日に行ったので、カーネーションはちょっと花びらが傷んでいましたが全体的にはまだまだきれいでした。ユリや赤いバラなどが入り、前回の花手水よりゴージャスでした🥰
しばらくは12月19日入れ替え分の花手水を楽しめますが、傷んだお花は随時取り除かれていくのでボリュームは少しずつ減っていきます💦
徳島の花手水についてはこちらでまとめています💁♀️
躍動感ある神馬さん
立派な神馬の銅像も。よく神社で見かけるタイプの神馬っぽいですが、よく見ると顔の血管とか小柄な体格とか個性がありました。
ボディーに刻まれたこの「卍」は蜂須賀家の家紋ですかね🤔
8対の狛犬
神社といえば狛犬も気になりますよね✨坂本八幡神社は徳島県下最大級の狛犬パラダイス、狛犬好きな方にもおすすめですよ🤗
坂本八幡神社のファースト狛犬は四の鳥居脇に鎮座しています。唯一の尻上がりタイプの狛犬さんでした。
読み取りにくいですが、台座には「明治廿八」っぽい銘がありました。合っていれば明治28年=1895年なので、125年前に作られたもの。そこそこ古い狛犬ですが、あまり傷みもなくきれいに残っています。
赤い木造の鳥居前にセカンド狛犬がいます。この子たち、なかなかクセがすごい。
くびれがないずんぐりむっくりしたボディーがかわいい😂こちらは銘が読み取れなかったですが、ファースト狛犬より古そうな雰囲気でした。江戸時代後期と予想。
3組目の狛犬は赤い木の鳥居の奥、拝殿前の階段脇に鎮座しています。こちらは足が長くてスラっとしたモデル体型✨
台座には江戸時代後期の文政12年(1829年)の銘があり、200年近く前に作られたものでした😲吽形の顔のすり減り具合も納得ですね。
こちらが4組目の狛犬、八坂神社前の大きな鳥居脇に鎮座していました。2組目の狛犬に近いずんぐりむっくりボディーですが、首周りのクルクル巻き毛が特徴です🥰
台座には嘉永7年(1854年)の銘があり、約160年前に作られたものです。
5組目の狛犬は摂社・末社ゾーンの蛭子神社に鎮座していました。ギョロ目でちょっとトカゲっぽいお顔立ちが個性的。小さいので銘は読み取れず。
6組目の狛犬、こちらも摂社・末社ゾーンの若宮神社に鎮座しています。蛭子神社の狛犬さんより気持ち小さめですが、顔立ちがはっきりしています。
蛭子神社も若宮神社も両手で抱えられそうなちんまりとしたサイズ感で、とてもかわいらしい狛犬さんでした🥰
7組目は秋葉神社の狛犬、こちらもちんまりとしたサイズ感です。阿ちゃんはお顔が崩壊してかわいそうでした😫台座の文字は見えるんですが、低い位置にあるのでよくわからなかったです💦
ラスト8組目は御本殿に鎮座する神殿狛犬。この子たちだけカラフルな陶器製で、シーサーっぽい雰囲気でした。
重厚な社殿
山を背にして建つ拝殿はヴィンテージ感があり、重厚な雰囲気です。
玉垣に刻まれた文字が赤いのは初めて見たかも🤔お墓だと存命の方が建てたお墓は文字が赤いですが、神社の玉垣の場合は何か意味があるんでしょうか…調べてもよくわからず。
向拝の彫刻がゴージャスでした✨
なぜか拝殿の側面に巨大な扁額がありました。八幡神社らしく「八」の字は鳩の形で、遠くてよく見えませんが「幡」も「宮」も何かを象ったような変わったフォントでした。
御本殿は約160年前の安政5年(1858年)に建立されたもの。拝殿もかなり古そうなので、同時期くらいに作られたものと予想します。
拝殿も本殿も建物自体は古いですが保存状態はめちゃくちゃ良くて、びっしりと施された彫刻には氏子のプライドを感じ、「勝浦山総鎮守」として地域で大切に守られてきた雰囲気がありました✨
境内社盛りだくさん
坂本八幡神社には摂社・末社合わせて6社の境内社があります。境内社は小さなお宮ばかりですが、どれもきれいに整備され、真新しい注連縄やお供えがあったり専用の狛犬さんがいたりと丁寧にお祀りされていました。
順に御祭神や御神徳・御利益などをご紹介します💁♀️
御本殿の右側には三嶋神社、蛭子神社、八坂神社の3つのお宮が並んでいます。
いちばん御本殿の近くにお祀りされているのが三嶋神社で、こちらには山の神さまがお祀りされています。
御祭神:大山積神
御神徳:鉱山・森林安全
蛭子神社は三嶋神社と八坂神社にはさまれたひときわ小さなお宮ですが、専用の狛犬さんもいます✨
御祭神:事代主神
御神徳:商売繁盛、開運招福
八坂神社はお宮の大きさは三嶋神社と同じくらいですが、彫刻がすごい!こちらには2柱の神さまがお祀りされています。
蟇股には雲間に浮かぶ天女さんのような不思議な彫刻があります。お手に持っているのがマラカスかしゃもじにしか見えないんですが、何でしょう?🤔
・御祭神:須佐之男神
・御神徳:疫病除、病気平癒
出雲(いずも)神社
・御祭神:大国主神
・御神徳:縁結び、夫婦和合
御本殿からちょっと離れた神輿庫前には若宮神社。こちらも専用の狛犬さんがいます✨お宮も狛犬さんもミニマムサイズでした。
御祭神:?
御神徳:?
↑注連縄が垂れ下がっていて、肝心なところが見えませんでした💦
御本殿より高い位置に鎮座しているのが秋葉神社。階段はけっこう急角度ですが、新しい手すりがあるので難なく上れました。
御祭神:火之迦具土神
御神徳:火災消除、産業発展
御本殿の左側に鎮座している謎のお宮。足元が悪いのでこれ以上近寄れませんでした。右側の摂社・末社群に比べるとあまりお世話されていない感じ…。お宮も荒れ果てていて、重苦しい雰囲気がちょっと怖かったです😫
案内板によると、こちらは「権殿」となっています。
ということは、今は神さまはお祀りされていないようですね。
その他、境内には「地神社」として地神塔がお祀りされていました。
御祭神:埴安媛命、倉稲魂命、大己貴命、天照大神、少彦名命
御神徳:五穀豊穣、生成発展
坂本八幡神社といえば「七社七鳥居参り」
坂本八幡神社では、毎年秋分の日に「七社七鳥居参り」という行事が行われています。
「中風(ちゅうふう・ちゅうぶ)」は脳卒中などの脳血管障害のことで、発症すると亡くなってしまう方も多く、命が助かったとしても後遺症で体が不自由になってしまったり、認知症の原因にもなる現代でもおそろしい病気です😨
ネットで検索しても坂本八幡神社の「七鳥居参り」しか出てこないので、この言い伝え自体は全国的なものではなく坂本地区に伝わるものっぽいですが、たしかにこの条件を満たすのは難しいかもしれません。伊勢神宮や出雲大社のような大きな神社なら摂社・末社がたくさんあるので、川を渡らずに鳥居を7つくぐって7つのお宮にお参りするのは簡単そうに感じますが、”石鳥居”限定というのが意外と厳しい…🤔
「七鳥居参り」の言い伝えと風習は昔からあるようですが、現在のように盛大な行事となったのは20年くらい前で、意外と新しいイベントです。
秋分の日当日はお墓参りと重なってなかなか行けないので、「中風除け」の御利益はいただけませんが初夏の陽気のなか無駄に七鳥居まいりを体験してきました😂
一の鳥居
車で坂本八幡神社へ行った場合は四の鳥居のあたりに駐車場がありますが、階段を下ったこの一の鳥居からが正式な参拝ルートです。一の鳥居は昔ながらの住宅地の中にあり、周辺は道幅がかなり狭いので車では行けません(たぶん)。こちらには駐車スペースもなかったです🙅♀️
一の鳥居からの眺めはまるでタイムスリップしたかのような風景で、坂本地区がかなり山深い場所にあるのがわかるでしょうか。かつての坂本地区は街道沿いにあり、地域の中心地でしたが新しい道路が地区を迂回する形で開通したため、取り残された形になってしまいました🥺
一の鳥居から二の鳥居の眺め、階段がえぐい急角度で圧がすごい。階段の上からだと下がどうなっているのか一切見えなかったです😂なぜか注連縄がものすごい低い位置にかけられていたので、かがんで通り抜けました💦
二の鳥居までは階段が55段(以下、段数はうろ覚えなのでだいたいの目安)なので、楽勝です👍
鳥居の脇には古そうな謎の丁石がありましたが、三十三丁ってどこからだよ😂
二の鳥居
二の鳥居は踊り場スペースが狭いため単独で写真を撮るのが難しく、上から撮りました💦こちら二の鳥居越しの一の鳥居。階段の急角度ぶりが伝わるでしょうか。
ここの階段の角度がヤバイうえに、145段あります。先も見えないし、死ぬかと思った🤗
ようやく見えてきた三の鳥居が神々しい。ここが「七鳥居参り」で一番の難所だと思います😫
三の鳥居と四の鳥居
三の鳥居から四の鳥居は今までに比べると目と鼻の先。
この赤い鳥居は木製なので、「七鳥居参り」的にはノーカウントです🙅♀️
五の鳥居
五の鳥居は摂社・末社ゾーン入り口にある三嶋神社の鳥居。このあたりは鳥居が密集していました。
六の鳥居
五の鳥居のすぐ先に六の鳥居として八坂神社の鳥居があります。こちら、鳥居に刻まれた文字が赤いのが特徴的。扁額がなく、社名が直接刻まれているのも不思議でした。
七の鳥居
ラスト、七の鳥居は秋葉神社の鳥居です。一の鳥居からここまで約300段の階段があり、かなりハードですがものすごい達成感がありました😂
「七鳥居参り」当日は参拝者へあめ湯のお接待や境内で神楽太鼓の演奏などもあり、ふだんは静かな山あいの町がにぎやかになるようです。一度行ってみたいですね😆
もし、秋分の日当日に「七鳥居参り」にチャレンジする場合は
- 9月下旬でも近年はまだまだ暑いので、熱中症対策が必要
- 足元は急角度の石段がほとんどなので、履きなれた歩きやすい靴で!
など、ご注意ください🙇♀️
「鬼滅の刃」の聖地!?
2020年、何かと話題の「鬼滅の刃」。
主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)と同じ字の「竈門神社」や人気キャラクターの恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじみつり)と同じ名前の「甘露寺」をはじめ、鬼滅の刃人気にあやかって全国であらゆる”聖地”が日々出現中ですよね😂
鬼滅の刃のアニメを制作したufotableという超絶絶好球を有しながら、我が徳島県は何一つ乗れてない…と切ないんですが、”鬼滅の聖地”としていけるやん!というのが坂本八幡神社。
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上の天狗面の額、よく見てください。天狗といえば炭治郎の師匠、鱗滝さんですが天狗面の奉納額はそれほど珍しくはないので、これだけでは弱い。
ですが奉納者の名前、さすがに嘴平じゃないけど六角伊之助。
ドンピシャ!キタコレ!!何なら「六角」も蟲柱・胡蝶しのぶが使う技「蟲の呼吸 蜻蛉の舞 複眼六角」にもかすってるやん!伊之助はしのぶさんにちょっとビビりながらも懐いている感じでしたし(しかもかすかな記憶の中のお母さんに重ねて…😢)、何この奇跡のコラボレーション(強引)。
ちなみに、御祈祷を受ける場合以外は昇殿できませんが、神職さんがいらっしゃる場合は拝殿の扉が開いているので見ることはできるそうです💁♀️
境内社としてお祀りされている秋葉神社の御祭神は火の神さまである「火之迦具土神(ヒノカグツチノカミ)」、吾峠呼世晴先生もタイトルを考えるときに”カグツチ”を入れる案もあったとコミックスで語っていましたよね。
八幡神社にはそもそも”武神”である八幡神がお祀りされているので、鬼と戦う鬼殺隊にぴったりやん☆…という無理やりなこじつけですが、鬼滅の刃ファンの方もぜひ参拝してね🤗
素敵な絵馬が奉納されていました。お上手です👏✨
まとめ
坂本八幡神社がある坂本地区はかつては上勝町全域を包括する広大な村で、メインストリート沿いに位置する地域の中心地でした。そんな坂本地区と勝浦山の総鎮守として大切に受け継がれてきたのが坂本八幡神社です。
七つの鳥居と七つのお宮をお参りする「七社七鳥居参り」で有名ですが、木造の鳥居を含めると鳥居は8基、権殿を合わせるとお宮は8つあり、さらには8対の狛犬もいて、8揃いの末広がりな縁起のいい神社です✨
現在は過疎化が進み、少し寂しげな雰囲気ですが坂本八幡神社と坂本地区では、七社七鳥居参り以外にも地域を盛り上げるためさまざまなイベントが開催されています😆
- 坂本おひな街道(例年2月下旬~3月中旬)
- さかもとあかりの里(10月13日、14日)
イベントの時期や詳細は「ふれあいの里さかもと」のホームページをチェック☟
今回の参拝の目的である恐竜の御朱印も、おそらく神社を盛り上げるための施策のひとつ。
神職常駐の神社ではないため、なかなか御朱印帳に直書きはしていただけませんが、恐竜モチーフはカラフルでかわいらしい&珍しいので、御朱印集めが趣味な方にはおすすめですよ😊
おすすめのお立ち寄りスポット
鶴林寺
坂本八幡神社から最寄りの御朱印スポットはたぶん鶴林寺。四国八十八か所霊場第20番札所、「遍路転がし」で有名な難所です。
御本尊の納経のほか、奥の院などの納経も行っているので参拝した場合は忘れずに。
恐竜の里
知る人ぞ知るマニアックなB級スポット、「恐竜の里」。平成6年(1994年)、四国で初めて恐竜の歯の化石が発見されたのがこのあたりだそうで、恐竜の像などが置かれていますがそのクオリティーがカオス😂神社好きには見逃せない謎の「恐竜神社」もあります。
アクセスはかなり不便ですが、狭い山道に突然恐竜の像が現れるのはなかなかシュールなのでおすすめ。