徳島県阿南市|お松大権現は招き猫だらけ!化け猫が神さまになった必勝祈願の神社

徳島の御朱印

「猫神さん」と呼ばれて親しまれている阿南市のお松大権現(おまつだいごんげん)。

徳島では合格祈願の神さまとしてとても有名で、受験シーズンにはたくさんの参拝者が訪れる神社です。招き猫だらけの境内は”猫好きの聖地”ともいわれ、徳島県内のみならず遠方から参拝する方も増えています。

「必勝祈願の神社」といわれるようになった由来や猫好きさん必見の境内の猫スポットのほか、かわいい猫のお守りやおみくじなど、お松大権現の見どころをご紹介します!

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お松大権現へのアクセス

お松大権現
〒771-5173
徳島県阿南市加茂町不け63

お松大権現があるのは阿南市中心部から離れた山あいの町。初めて行くときは少しわかりにくいルートですが、途中何か所か「お松権現」という案内標識があります。

・徳島市内中心部から国道55線を経由、車で40分くらい

お松大権現の駐車場

お松大権現には神社専用の駐車場があり、無料で利用できます(普通車20台)。

受験シーズンなど参拝者が多い時期には神社前に停められないことがあるかもしれませんが、少し離れた加茂谷中学校のほうに第2駐車場がありました。

公共交通機関でのアクセス

お松大権現には周辺に駅がないため、車以外で行くにはバスを利用します。

・JR阿南駅から「加茂谷」行きの阿南バスに乗車し、終点の「加茂谷」バス停で下車(乗車時間約40分)

▼レンタカーという選択肢▼

お松大権現の御朱印

拝殿の左手に社務所があり、そこで書いていただけます。

私が参拝したときは書き手の方が不在だったため、書置きの御朱印をいただきました。書置きの御朱印はやや大きめで、11cm×16cmの小さいサイズの御朱印帳からちょっとはみだします。

御朱印の初穂料:300円

★お松大権現は神仏習合色が濃い神社なので、御朱印ではなく「納経」と呼ばれていました。

お松大権現の御神紋は香箱座りをした猫の形というとても珍しいものなんですが、わかりますか?よく見ると顔の下に小さなあんよがあります♡

御朱印にも大小二つの御神紋スタンプがありますよ。

お松大権現の社務所受付時間

お松大権現の社務所受付時間は9:00~17:00まで。神社の隣がご自宅っぽくて、社務所が無人の場合は呼び出し用のインターホンがあります。

社務所ではいつも奥様と思われる年配の女性が対応してくださいますが、御朱印は宮司さんが不在のときは対応NG🙅‍♀️今まで何度か参拝して御朱印をお願いしましたが、わりとご不在のことが多いです。直書きしていただければラッキー、ぐらいに思っておいてください。

お松大権現の御朱印帳

お松大権現にはかわいい猫の御神紋がデザインされたオリジナルの御朱印帳があります。色は紺色とえんじ色(あずき色?)、うぐいす色の3色からから選べます。

御朱印帳の初穂料:1200円(御朱印は別)

カバーなしなので、必要な方はご用意ください。11cm×16cmの小さいサイズです。

お松大権現について

宗教法人お松権現社が設置した神社であり、通称「猫神さん」と呼ばれている日本三大怪猫伝の一つである。江戸時代の前期に加茂村(現・阿南市加茂町)の庄屋が不作である村を救うために富豪に金を借り、すでに返済したにもかかわらず、富豪の策略で未返済の濡れ衣を着せられ、失意の内に病死した。そこで、借金の担保になっていた土地は富豪に取り上げられてしまう。庄屋の妻のお松は奉行所に訴え出るも、富豪に買収された奉行は不当な裁きを下す。お松がそれを不服として藩主に直訴した結果、直訴の罪により処刑され、お松の飼っていた三毛猫が化け猫となり、富豪や奉行らの家を滅ぼしたという伝説に由来する。

Wikipediaお松大権現より引用)

お松大権現が神社として今のように社殿が作られ、正式にお祀りされたのは藩政が終わった明治時代の始めから。

それまでは村の人々がひっそりと「義理大権現」として供養していました。藩主へ直訴をしたために罪人として処刑されたお松さん、名前を出して供養することができなかったそうです。

境内にある大きなイヌマキ

境内にある大きなイヌマキは樹齢300年、村人がお松さんの供養のために植えたものといわれています。

詳しくは公式サイトで。

お松大権現さんの公式サイトに、「とくしま御朱印なび」のこのページのリンクを付けていただいています!嬉しい♡

お松大権現の御祭神

お松大権現にお祀りされているのは「お松大明神」と化け猫🐈もともとはお松という名前の人間の女性と、お松さん夫婦がかわいがっていた飼い猫でした。

お松大権現の御利益

お松大権現には勝負ごとの御利益があり、とくに受験や資格試験の神さまとして有名です。受験だけでなく、選挙や訴訟など負けられない勝負がある場合におすすめですよ。

また、お松大権現はどんな願いごとも叶えてくれる神さまともいわれます。

こんな御利益があるのも、御祭神のお松大明神が命をかけて正義を貫いた人だったからです。

お松大権現に伝わる阿波の化け猫騒動

天和~貞享年間(1682年~1686年)、不作が続く村を救うために庄屋の惣兵衛が自分の土地を担保に村の富豪・野上三左衛門にお金を借りたことがすべての始まり。

返済期限が近づいた頃、惣兵衛は通りがかった三左衛門にお金を返しましたが、『通りがかりゆえ証文がない』ということで、後日証文を受け取る約束をしました(証文を返してもらえなかった理由は諸説あり)。

三左衛門は証文が手元にあるのをいいこと『金は返してもらっていない』と言いはり、トラブルが解決しないまま惣兵衛は病死してしまって、担保の土地は取り上げられました。

お松さんは奉行に訴えますが、三左衛門から賄賂を受け取っていた奉行はお松さんの訴えを退けます。夫の無実を証明するため、「御法度」といわれた藩主への直訴をしました。

直訴によって処刑となる前、子供のように夫婦でかわいがっていた猫の三毛に怨みを残し、お松さんの死後は三毛が化け猫となって三左衛門と奉行を祟り、両家とも断絶したといわれています。

お松大権現には「阿波の化け猫騒動」のストーリーをきれいな切り絵で見ることができる資料館がありました(拝殿の反対側の建物、拝観無料)。

お松大権現の近くには「担保の土地」が…!

お松大権現の近くには、今も問題となった「担保の土地」が残っています。

不吉なことが起こるため誰も所有したがらなくなり、現在は神社が管理をしているそうです。化け猫となった三毛ちゃんが、今でもご主人の土地を守っているのかもしれませんね。

お松大権現の見どころ

お松大権現で個人的に気になる&おすすめの見どころを写真つきでご紹介します!参拝される前にチェックして、参考になさってくださいね。

拝殿の隠れ猫を見逃すな!

境内にはいたるところに猫の像がありますが、猫探しの前にまずは拝殿で参拝を👏

お松大権現は神仏習合なので、拝殿前に香炉があるのが特徴です。お参りのときは、ぜひお松さんと三毛ちゃんの供養のためにお線香をあげてくださいね。

拝殿にはたくさんの招き猫が奉納されていますが、屋根の四方にも猫がいますよ。忘れずにチェックしてくださいね。よく見るとオスとメスがいるそうですが、肉眼ではそこまで確認できませんでした💦

拝殿の周囲にも切り絵風の猫の飾りがあります。拝殿の裏側にいた、毛を逆立てて怒っている猫の絵が好き。

お松大権現といえば招き猫!

お松大権現といえば、境内に奉納されているたくさんの招き猫が有名ですよね。

お松大権現では招き猫を1体お借りして1年間祈願し、願いごとが叶ったらお借りした招き猫と一緒に新しい招き猫を奉納するという祈願方法があります。この風習は昭和の初め頃に広まったとか。

境内には10000体を超える招き猫があるといわれ、今までたくさんの人の願いごとを叶えてきました。

奉納された招き猫を収納するスペースを確保するため、資料館の奥には新しく「猫の回廊」が作られています。こちらも内部はもちろん招き猫でいっぱい。

まだできたばかりで、新築のいい匂いがしました。

お松さん墓所&猫の塚

境内にはお松さんの墓所があります。

大野城主仁木伊賀守ノ孫宅左衛門ノ女
阿波國那賀郡加茂村 庄屋惣兵衛ガ妻”お松”
貞享三年三月十五日終命
春徳院離楓妙散大姉
崇号 お松大権現(義理権現)

・「大野城」は阿南市上大野町にある「上大野城(かみおおのじょう)」のこと。
・お松さんが処刑された「貞享3年」は西暦だと1686年、5代将軍・徳川綱吉の時代です。

見た感じ新しいものなので、昔からあるお墓という感じではないですが、戒名の一部「離楓妙散」がしっかりと刻まれています。お松さんは直訴によって罪人として処刑されたため、もしかしたら正式なお墓がないのかもしれませんね…🥺

こちらが「猫の塚」、三毛ちゃんのお墓です。どちらもひっそりとあるので気がつかないかもしれません。

境内には猫がいっぱい!猫好きのための神社

お松大権現の境内はどこを見ても猫だらけで、猫好きには本当にパラダイスです!

紹介した以外にもまだまだたくさんいますし、行くたびに新しい像が増えていて、探すのも楽しい!ぜひ、お松大権現に行ってお気に入りを見つけてくださいね。

病魔退散の「さすり猫」

拝殿の裏側にはかわいい「さすり猫」がいます。このさすり猫さんは病気を治してくれるという御利益があり、自分の体の悪いところと同じところをなでるとさすり猫さんが病気を引き受けてくれるといわれています。

受験シーズンにはさすり猫さんの首のまわりが絵馬でいっぱいになります😂

かわいい猫のおみくじ&お守りあります!

神社でお参りしたあとは、やっぱりおみくじやお守りなどの授与品が気になりませんか?

お松大権現にも、ここにしかないかわいい猫モチーフのお守りなどがたくさんあるので、お参りのあとはぜひ授与所をチェックしてくださいね。

写真の授与品は左から心願守(後述)、招き猫型の鈴(500円)、ミニミニがま口(500円)、招き猫おみくじ(後述)

招き猫で有名なお松大権現ですが、かわいい招き猫型のおみくじがありました!

神社やお寺にお参りしたときは必ずおみくじを引くという方も多いですよね。このかわいい招き猫は陶器製で、おみくじを引いた後はオブジェとしてお持ち帰りできるのがおすすめポイントです🥰

拝殿前には他にもおみくじが何種類かあり、こちらも拝殿前に置いてありました。

猫の色は白とゴールドがあり、ゴールドは少しお顔のデザインが違います。お好きなほうをチョイスしてくださいね。お顔は手書きなのかひとつずつ微妙に表情が違うので、お気に入りの子を見つけてください。

招き猫おみくじ
白猫:500円
ゴールド猫:700円

こちらの招き猫おみくじ、小さいながら”左手上げ”と”右手上げ”両方あるのでご注意を。招き猫ってどちらの手を上げているかで招くものが違うって知ってますか?

左手:人を招く
右手:お金を招く

おみくじもですが、お守りもかわいい猫デザインのオンパレードです!

合格祈願で有名な神社なので、やっぱり受験のお守りや必勝祈願系のお守りが多いですが、交通安全や安産祈願など種類はたくさんありました。

こちらは猫ちゃんが手を合わせてお祈りしているイラストがかわいい「心願守」。色は赤と青がありました。

心願守:600円

ご主人の恨みを見事に晴らした正義の猫さま・三毛ちゃんの心強い「必勝守」。これは絶対に日本一強い必勝のお守りだと思います😂

サイズはちょっと大きめですが、黒がベースなので派手すぎず、老若男女問わず持てそうですね。

このお守り、裏もかわいいんですよ♡

矢をくわえた猫さんがいます!三毛猫だったらよかったんですが。。。

必勝守:800円

まとめ

お松大権現はうわさ通りの猫がいっぱいのとてもかわいい神社で、猫好きなら絶対おすすめ!御朱印やお守りなどの授与品もほとんどがオリジナルの猫モチーフでとてもかわいいので、猫好きさん必見です。

神社や御祭神の由来は「阿波の化け猫騒動」ですが、現在はとくにオカルト要素はなく、ぜんぜん怖くないので安心して参拝してくださいね。

おすすめのお立ち寄りスポット

お松大権現の近くで御朱印がいただける神社仏閣や、合わせて行きたいおすすめスポットをまとめました。

王子神社

王子神社は猫好きな方におすすめしたい、もうひとつの「猫神さん」です。おすすめしておいてたいへん申し訳ないですが、お松大権現からだと車で40分くらいかかるので、ぜんぜん近くはないです。。。

でも、こちらでもかわいい猫の御朱印(しかも月替わり!)がいただけますし、境内にはリアル猫神さまも複数いて、猫神社を探している方には間違いなくおすすめ✨

お松大権現の風景印

お松大権現のすぐ近くにある加茂谷(かもだに)郵便局では、お松大権現に伝わる阿波の化け猫伝説をモチーフにした風景印を押してくれます🐈

加茂谷郵便局
〒771-5199
徳島県阿南市加茂町不け105

ちなみに、猫をモチーフにした風景印は全国で9局にしかないというとてもレアなものです!お松大権現で御朱印をいただいたあとは、風景印もいかがですか♡

風景印は何の準備もなくても、当日に簡単2ステップで押してもらえます。
  1. 葉書を購入
  2. 窓口の方に『風景印を押してください』と頼むだけ!

コレクション的に楽しむなら、猫デザインの切手や猫のイラスト入りのカードなどを事前に用意して、そちらに押してもらうこともできますよ。風景印は消印の一種なので、実際に郵送できる料金以上の切手(若しくは葉書)が貼ってあれば押してもらえます(現在なら63円以上)。

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