徳島県勝浦郡で開催される「勝浦ビッグひな祭り」。
大きなひな壇に30000体の雛人形を飾るひな祭りシーズンの風物詩ですが、勝浦町は徳島市中心部から車で40分以上かかる山あいの町。観光で徳島に来た場合は、なかなか行けないですよね。
徳島県の名産品がそろった物産館「あるでよ徳島」でも、毎年2月中旬から3月にかけてビッグひな祭りの雰囲気が味わえるんですよ。JR徳島駅から徒歩10分程度なので、観光で来られた方はビッグひな祭りの雰囲気を味わいに「あるでよ徳島」に行ってみては?
▼「あるでよ徳島」について、アクセス方法など詳しくはこちら▼
「あるでよ徳島」のビッグひな祭りPRイベント
「あるでよ徳島」でお雛様が飾り付けされているのは勝浦町のビッグひな祭りのPRのためで、毎年勝浦町からお雛様が出張してきます。
「あるでよ徳島」内では2月の企画展示イベントと告知されていましたが、3月上旬に行ったときもお雛様はそのまま飾られていました。この飾り付けがいつからいつまで行われているのか、正確にはわかりません。
2019年は3月31日まで開催されるビッグひな祭りですが、期間終了前に「あるでよ徳島」での飾り付けは終わる可能性があります。
▼勝浦ビッグひな祭りについて、詳しくはこちら▼
ビッグひな祭り期間中の「あるでよ徳島」はこんな感じ!
入り口には5段飾りのお雛様
勝浦ビッグひな祭りの高さ8メートルのひな壇はさすがにありませんが、入り口では5段飾りのお雛様が出迎えてくれます。
いたってノーマルな飾り付けですが、ひな祭り気分をじゅうぶん味わえますよ。
この手の感じ、ひな壇の両サイドは完全に阿波踊りスタイル。
「あるでよ徳島」は阿波おどり会館の1階にあるので、阿波踊りのPRも忘れていません。
店内奥にもたくさんのお雛様
店内奥にもまだまだたくさんのお雛様がいます。
中央にはビッグひな祭り風にお雛様が小さなピラミッド状に飾られ、壁には日本人形やつるし雛が並んでいます。
珍しい白無垢姿のお雛様もいましたよ。
「おひな街道」と「おひな様の奥座敷」もPR
こちらは勝浦ビッグひな祭りと同時期に開催される、勝浦町坂本地区の「おひな街道」や「おひな様の奥座敷」をPRするコーナーです。
「坂本おひな街道」は、旧街道沿いの伝統的な町並みにお雛様が飾られていて、ビッグひな祭りとは違う雰囲気が楽しめます。
「お雛様の奥座敷」は、ひな壇から飛び出したお雛様たちが「ふれあいの里さかもと」の館内や庭園などに飾り付けられていて、面白いスタイルのひな祭りイベントです。
どちらも「ふれあいの里さかもと」周辺で行われているもので、開催期間はビッグひな祭りに比べてやや短いですが土日には着物を着て街道を散策できるなどのイベントがあり、外国人観光客の方にも人気があります。
毎年開催されていますが、勝浦ビッグひな祭りよりも期間が短いのでご注意を。
開催期間:2019年2月23日~3月17日まで
「ふれあいの里さかもと」について詳しくは公式サイトで→ふれあいの里さかもと
勝浦町の名産品コーナーも登場!
みかんの生産が盛んな勝浦町では、みかんを使ったジュースやお菓子もたくさん作られています。ジュースやキャンディーといった定番から、みかんを練りこんだそうめんまで豊富なラインナップです。
ふだんから「あるでよ徳島」にも勝浦町のみかんアイテムは並んでいますが、この時期はいつもより種類が多めです。
このみかんアイテムは、勝浦町の道の駅「ひなの里かつうら」では通年販売されていますよ。
勝浦町には「ちょぞっ娘」という貯蔵みかんをPRする萌えキャラがいて、お菓子のパッケージにも使われています。
まとめ
2月と3月は、「あるでよ徳島」でも勝浦町で開催されているビッグひな祭りの雰囲気がちょっとだけ楽しめるようになっています。
飾られているのは本家に比べるとはるかに少ない100体くらいのお雛様ですが、赤やピンクに彩られたひな壇はかわいくて、見ていて楽しいですよ。
ふだんはいたって普通の物産館の「あるでよ徳島」がいつもと違う雰囲気になるので、徳島駅周辺観光ついでに華やかなお雛様たちを見に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。