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徳島県阿南市|太龍寺ロープウェイで「遍路転がし」を楽々突破!10分で行ける太龍寺

徳島の観光

四国八十八か所霊場第21番札所太龍寺といえば、「西の高野」とも呼ばれる山の上の荘厳なお寺。標高600メートルの山の上にあるため、昔からアクセス困難な「遍路転がし」と呼ばれる超ハードウェイでした。

しかし1992年7月の太龍寺ロープウェイ開通によって状況は一変、楽々アクセスできるようになりました。

太龍寺への単なる交通手段としてだけでなく、乗車中は剣山山系の山並みや遠く淡路島まで見渡せる絶景パノラマと乗務員さんによる楽しい解説で観光気分で楽しめますよ。

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太龍寺ロープウェイへのアクセス

鶴林寺からは県道283号線、19号線経由で20分程度でロープウェイ乗り場まで行けます。車一台通るのがギリギリな道幅の狭いところも部分的にありますが、離合できる場所が多いのでそれほど運転しにくい道ではないです。

徳島自動車道徳島インターから車で1時間程度の場所にあります。

太龍寺ロープウェイ
〒771-5203
徳島県那賀郡那賀町和食郷田野76

太龍寺ロープウェイの駐車場

無料で利用できる大型駐車場があります(150台分)。

ロープウェイ乗り場は道の駅の建物の内部にあるので、なるべく建物に近い場所に駐車しましょう。

公共交通機関でのアクセス

周辺に駅がないため、車以外で行く場合はバスを利用します。

・JR徳島駅又はJR牟岐線桑野駅から徳島バス丹生谷線に乗車し「和食東」バス停で下車、徒歩10分

太龍寺ロープウェイについて

太龍寺ロープウェイは全長2775メートルあり西日本で最長のロープウェイです。

年間利用者数はおよそ10万人で、ほとんどがお遍路さんですが近隣の学校や幼稚園は遠足で太龍寺に行くことがあり、まれに学生や子供の集団とかち合います。

ルート上の高低差は最大508メートル、標高600メートルの山を越えて太龍寺へと向かいます。

詳しくは公式ホームページで⇒四国ケーブル(株)太龍寺ロープウェイ

山と川を越えるルートのロープウェイは珍しいそうで、山は2つ越えます。

鷲の里の入り口にあるこの短歌、太龍寺の荘厳さを体感してから見ると感慨深い。

ロープウェイ乗り場は「道の駅鷲の里」内にあり、観光案内所やお土産、遍路用品などを販売する売店、食堂・菩提樹、道の宿そわかが併設されています。

道の宿そわかは歩き遍路の方におすすめで、最安1800円(寝袋利用の場合)から宿泊できてシャワーのみの利用などもできます。

鷲の里の食堂・菩提樹は不定休なので、ここで食事をしようと予定している方はご注意を。周辺には他に食事ができるような店がなく、コンビニなどの商店もありません。営業している場合でも11:30~14:00までの短時間です。事前に営業しているか問い合わせるか、念のため軽食を準備しておくのがおすすめ。

太龍寺ロープウェイの料金

道の駅鷲の里の建物に入り、一番奥にロープウェイ乗り場とチケット売り場があります。

  • 大人:片道1300円/往復2470円
  • 中高生:片道980円/往復1800円
  • 小学生:片道650円/往復1200円

小学生未満の子供は乗車券1枚につき1名無料で利用可能、15名以上の利用で団体割引が適用されます。

ペットも無料で同伴OK(ケージに入れることが条件)、大型犬などケージに入らない特殊なペットについては別途窓口で相談。

★JAF会員割引あり⇒会員証提示で大人5名まで100円割引

太龍寺ロープウェイの営業時間

太龍寺ロープウェイの営業時間は季節によって変動がありますが、鷲の里へと下りる最終便は通年で17:00発です。

  • 3月~11月は7:20~17:00
  • 12月~2月は8:00~17:00

毎時0分、20分、40分の20分間隔で運行していて、頂上駅までの所要時間は10分程度です。乗客が多い場合は臨時便が出る場合もあります。

★年中無休ですが、定期点検のために運休することがあるので利用前には公式ホームページを要チェック。

いざ、10分間の空中散歩へ!

ゴンドラは101人乗りで、かなり大きいです。太龍寺にちなんで龍の絵が描かれているのがポイント。

お遍路の閑散期だとほぼ貸し切りで乗れます。乗務員さんが1名いて、ロープウェイから見える景色や太龍寺の見どころについて解説してくれました。

ロープウェイは秒速5メートルなので驚くほどスイスイと登っていき、鷲の里駅がどんどん小さくなっていきます。

足元には一部網になったところがあって、真下がダイレクトに見れます。通常は透明のカバーがついていて、夏場のみカバーが外されて外の空気を感じることができるとか。

那賀川の激流や山が丸見えで高所恐怖症だとちょっと怖いですが、子供はわりと喜んで網の上で飛び跳ねたりするそうです…。正気の沙汰とは思えない。

西日本最長のロープウェイを支える世界最大の支柱

山頂が近づいてくると、世界最大の支柱がこんなに間近に見えます!一号支柱が高さ42メートル、二号支柱が高さ24メートルで、これが一号支柱(だったはず)。

近くで見るとかなりの大きさで、『はえ~…すごい…』とか思っているうちに通過。通過するとき、かなりガクンと衝撃があって揺れます。そして急角度で下りになります。乗り物酔いしやすい人はこのあたりで気分が悪くなるかもしれません。

最初の支柱を越えるとすぐに遠くに次の支柱が見え、下ったと思ったら再び上がり始めます。もちろん2つ目もガクンとくるので、さっきよりも低いからといって油断せぬよう。

山肌は白っぽい岩で、いかにももろそうな感じですが、たまにここに登っている人もいるとか。手をふる人が見えて、ロープウェイの乗務員さんも驚いたそうです。

眼下に見える山の中に野生の鹿がいることもあって、かなり自然豊かな光景が楽しめますよ。2号支柱までは剣山山系の山並みが遠くまで見渡せて、2号支柱から山頂駅までは紀伊水道や橘湾などの海の風景が見えます。

このあたりの山に植わっているのは見渡す限り杉とヒノキ、花粉症の方にはたぶん地獄。ロープウェイからの絶景を楽しむなら空気が澄んだ冬や青空が映える夏がベスト、春はかすんでいるのであまり景色は楽しめません。

終盤には見どころ目白押し!

太龍寺ロープウェイから見えるおすすめポイントは終盤に固まっています。

まずは、岩の上にあるニホンオオカミの像。昔、このあたりにいたというニホンオオカミの群れを銅像で再現しています。全部で5頭いて、それぞれ思い思いのポーズでロープウェイ利用者を見送ってくれます。

弘法大師も太龍寺での修行中にオオカミの遠吠えを聞いたそうですよ。

続いて見えるのが「山さきもり」。

この日は近くの幼稚園の遠足があったので、太龍寺にはちびっこがたくさんいました。意外とロープウェイからも人がいるのわかりますね(真ん中あたりに見えるカラフルな物体が幼稚園児の帽子)。

「山さきもり」は近くで見るとこんな感じのオブジェです。

舎心ヶ嶽に鎮座する「求聞持法(ぐもんじほう)修行大師像」もバッチリ見えます。ここも人がいればロープウェイからわかります。

近くで見るとこんな感じになってます。お大師さん、何してはるんですか…。

山さきもりと修行大師像は「舎心ヶ嶽(しゃしんがたけ)」に行くと近くから見ることができますよ。時間と体力があればおすすめ。

修行大師像が見えると、間もなく山頂の太龍寺駅に到着します。太龍寺駅は標高476メートルに位置していて、途中に越えた山のほうが高い位置にあります。

天気が良ければこのあたりから見える山と海の景色がきれいで、遠くは紀伊水道や淡路島まで見えますよ。鶴林寺の三重塔が見えるポイントもありますが、このときは花粉で曇っていたのでよくわからず。

ロープウェイ乗車中のビューポイントについてはポイントごとに乗務員さんが解説してくれるので、それまでは景色を楽しみながら乗っているだけでOKですよ。

太龍寺へ楽々アクセス!

ロープウェイを下りるとすぐ目の前に太龍寺本堂へ続く階段があります。

ロープウェイを使わない場合は駐車場から1kmほど急角度な山道を登り、境内に入ってからもいちばん奥まで行かないと本堂にたどりつけません。太龍寺の「遍路転がし」はロープウェイを使わない場合のみ健在です。

▼太龍寺についてはこちら▼

太龍寺駅では傘の貸し出しもあり、急な雨でも安心ですね。

舎心ヶ嶽に行く場合は杖を借りるのがおすすめです。太龍寺のみの参拝なら、杖はなくても大丈夫かな?と思います。

まとめ

多くのお遍路さんが「遍路転がし」と聞いて怯える太龍寺ですが、ロープウェイを使えば難なく参拝できます。

こんなに簡単に遍路転がしを踏破していいのか、というほど楽ちんでした。太龍寺ロープウェイはやや高額に感じる利用料金ですが、払う価値あり。

360度パノラマビューなので、天気がいい日は絶景が楽しめておすすめですよ。

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