道の駅「第九の里」は、道の駅にしては珍しく幹線道路沿いの立地ではなく、ドイツ館に隣接しています。
周辺には阿波一の宮・大麻比古神社や四国八十八か所霊場第1番札所霊山寺など鳴門の観光スポットもあり、ついでに立ち寄るのにおすすめですよ。
道の駅第九の里へのアクセス
県道12号線沿いにドイツ館と道の駅第九の里の案内標識があります。鳴門市中心部から車で20分程度、県道12号線沿いに案内標識があるので表示通りに進みます。
- 神戸淡路鳴門自動車道鳴門北インターから40分
- 高松自動車道板野インターから10分
- 徳島自動車道藍住インターから15分
道の駅第九の里の駐車場
道の駅第九の里には無料で利用できる駐車場があります(合計100台分)。
道を挟んだ向かい側に第二駐車場があり、ドイツ館と共通の駐車場となっています。ドイツ館のイベント時には混雑することも。
公共交通機関でのアクセス
道の駅第九の里は車以外でも公共交通機関を利用して行くことができます。
JRを利用する場合
- 最寄り駅はJR高徳線板東駅、駅から徒歩20分
バスを利用する場合
- JR鳴門駅から鳴門大麻線に乗車し、「ドイツ館」バス停下車すぐ
高速バスを利用する場合
- 高松自動車道鳴門西バスストップから徒歩15分
道の駅第九の里について
道の駅第九の里は物産館、軽食コーナー、観光案内、トイレなどの設備があります。道の駅にしてはやや小型ですが、お土産を購入したり周辺の観光の途中に休憩したりするのにちょうどいいスポットです。
第九の里の古びた建物は板東俘虜収容所で実際に使われていた建物が移築されたもので、国の重要文化財にも指定されています。ここでも板東とドイツの歴史を感じることができますよ。
第九の里の道の駅スタンプは?
道の駅のスタンプを集めている方も多いですよね。第九の里の道の駅スタンプはやっぱり第九のベートーベンのデザインでした。
★第九の里ではスタンプが表には出ていないので、物産館のスタッフの方に『道の駅スタンプを押したい』と申し出ると、出してくれます。
道の駅第九の里で鳴門グルメを楽しむ!
道の駅第九の里の軽食コーナーでは、鳴門名物の鳴ちゅるうどんやドイツのソーセージを使ったホットドッグなどが食べられます。
「鳴(なる)ちゅるうどん」は柔らかくて平べったい麺が特徴のうどんで、世界一コシがないうどんといわれています。さぬきうどんをイメージして食べると、これじゃない感があるかもしれません。
鳴門市大麻町周辺には飲食店がそれほど多くないので、軽く食事をしたいときには第九の里はおすすめです。
オリジナルのジェラートがおすすめ!
『食事は別のところでするからとくに必要ないんだけど…』という方も必見なのが、道の駅第九の里の手づくりジェラート。道の駅といえばご当地ソフトクリームが鉄板ですが、第九の里ではソフトクリームではなくジェラートなんです!
味が13種類あって、どれも徳島の名産品をふんだんに使ったここでしか食べられないラインナップとなっていますよ。
サイズはシングル(280円)、ダブル(380円)、トリプル(430円)から選べて、ひとつひとつは小さめのサイズです。味のチョイスに迷ったらトリプルいっときましょう。ジェラートの入れものは、カップとコーンを選べます。
奥が鳴門わかめ(上)とすだちミルク(下)のダブル、手前が別メニューの鳴門金時アイス(430円)です。
第九の里に行くたびにジェラートを食べていますが、まだ全部の味を制覇できていません。個人的におすすめなのは以下の3つです。
- 「鳴門わかめ」はほんのりした磯の味とつぶつぶの食感が意外とおいしく、第九の里でもいちおしのジェラートとなっています。
- 「すだちミルク」はまろやかなミルクにすだちの酸味がきいていてさっぱりしたあと味です。
- 「和三盆とつぶつぶれんこん」はれんこんのシャリっとした食感と、和三盆の上品な甘さがマッチしています。
「鳴門金時アイス」はホカホカの鳴門金時ペーストにミルクジェラートが乗ったもので、あったかくて冷たい不思議な食感で、こちらもおすすめですよ。
まとめ
道の駅第九の里はドイツ館と一緒に楽しみたいスポットです。鳴門の観光スポットが密集している大麻町ですが、あまり飲食店が多くないので『軽く何か食べたいなぁ…』というときにおすすめ。
とくに第九の里オリジナルのジェラートはここでしか食べられない味が揃っているので、ぜひ食べてみてくださいね。
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