道の駅「温泉の里神山」は徳島県名西郡神山町の国道438号線沿いにある道の駅です。”温泉の里”という名前のとおり神山温泉の近くにあり、周辺には上一宮大粟神社や番外札所の鍬持大師・吉祥院などがあります。
四国八十八か所霊場第12番札所焼山寺から13番札所大日寺に行く途中にあるので、お遍路さんの休憩にもおすすめですよ。
道の駅温泉の里神山へのアクセス
徳島から国道438号線で神山町方面へ進むと道の駅温泉の里神山があります。周辺には案内標識があるので、場所はわかりやすいです。
JR徳島駅から25km、国道438号線を神山町方面へ進み車で45分くらいの場所にあります。
- 高松自動車道板野インターから27km
- 徳島自動車道藍住インターから27km
道の駅温泉の里神山の駐車場
道の駅温泉の里神山には無料で利用できる駐車場があります(普通車45台)。
公共交通機関でのアクセス
道の駅温泉の里神山の周辺には駅がないので、車以外で行く場合はバスを利用します。
・JR徳島駅から徳島バス神山線に乗車し、「神山温泉前」バス停下車徒歩3分
道の駅温泉の里神山について
道の駅温泉の里神山は物産館、軽食コーナー、観光案内、トイレなどの設備があります。
道の駅にしては小型ですが、神山町の特産品がたくさん並んだ「旬の市神山」や木工品ギャラリーなどがあり、個性があります。
「旬の市」ではとれたての新鮮な野菜がワイルドに陳列され、ふだんスーパーでは見かけないような珍しいものもあって見ていて楽しく、値段も安いので道の駅で人気の施設となっています。
2階にはギャラリーがあり、定期的に写真展や作品展などが開かれています。
営業時間
・3月~10月:9:00~18:00
・11月~2月:9:00~17:00
・トイレ、駐車場は24時間利用可能
休業日:毎月第3火曜日
公式ホームページ:徳島の地産地消を実践。道の駅「温泉の里神山」公式ページ
道の駅温泉の里神山で神山町グルメを楽しむ!
本気の地産地消「旬菜茶屋」
道の駅温泉の里神山には「旬菜茶屋」という軽食コーナーがあります。
カウンター5席とテーブル席2つだけの小さなお店ですが、神山町産の食材をふんだんに使ったメニューが人気です。
道の駅ではだいたいご当地グルメが楽しめますが、温泉の里神山は”地産地消”に取り組んでいるため、ほとんどの食材が町内産というのが特徴。
店内には今日の食材を誰が作ったのかホワイトボードにしっかりと掲示してあって、本気度がわかります。生産者がわかるので、お客としても安心できますよね。
小さなお店なのでメニューのバリエーションは多くなく、うどんとそばがメインで食券制のシステムです。
・うどん・そば
かけ、月見、梅わかめ、きつね、肉、天ぷら(うどんは370円~、そばは420円~)
・ご飯もの
寿司盛り合わせ370円、天丼550円など
麺と天丼を両方食べたいあなたにおすすめなのが、この「旬菜茶屋定食」。
天丼、煮物盛り合わせ、サラダとミニサイズのうどんかそばがつきます。うどんセットで740円、そばセットで780円となっていて、旬菜茶屋ではいちばん高いメニューとなっています。
天丼は野菜の天ぷら多めですが、ちゃんと海老天も入っていて満足感があります。
ここでしか買えない「すだちダックワース」は必見!
道の駅温泉の里神山で見逃せないのが「すだちダックワース」。
徳島といえば「すだち」が有名ですが、徳島県内でも圧倒的な生産量を誇るのがここ神山町。すだちシェアほぼ100%の徳島において県内一、すなわち日本一の生産量です。
神山町には名産のすだちを使ったすだち製品がたくさんあり、道の駅でもいろいろと並んでいます。そんな中、おそらくここでしか売っていないのがこの「すだちダックワース」なんです!
ふんわりした生地にほんのり酸味があるすだちクリームがサンドされた、絶妙なおいしさですよ。ばら売りや3個入り、お土産用に箱入りなど種類がいくつかあるので、ぜひ試してみてください。
まとめ
山間部にある神山町は、徳島県内でも有数のとても自然が豊かな町。
環境がよくて史跡や歴史ある神社仏閣が多い地域ですが、人口が少ないため飲食店や商店などはそれほど多くありません。ここから徳島方面へ向かう場合は問題ありませんが、神山町のさらに奥へ進む場合は要注意です。
ドライブの途中で休憩したいときや軽く食事がしたいとき、神山町のお土産を買いたいときには道の駅温泉の里神山がおすすめですよ。
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