→→徳島・四国の郵送対応御朱印まとめ

徳島県徳島市|一宮神社は元阿波一の宮で四国霊場の元札所、徳島の歴史が凝縮された神社

徳島の御朱印

一宮神社はご鎮座から1100年以上のとても長い歴史がある神社で、明治時代までは四国霊場の札所でした。

道路をはさんだ向かいには現在の四国霊場第13番札所大日寺があり、お遍路さんは大日寺と一宮神社の両方を参拝する方もいます。

現在の阿波国一の宮は鳴門市の大麻比古(おおあさひこ)神社ですが、一宮神社は室町時代以前の阿波一の宮。

大麻比古神社以外に「阿波国一の宮」と称する神社
・上一宮大粟神社(名西郡神山町)
・一宮神社(徳島市一宮町)
・八倉比売神社(徳島市国府町)

徳島藩主・蜂須賀氏が阿波に入国したときに最初に居城とした一宮城のふもとに鎮座しているという、徳島の歴史が凝縮された神社です。

スポンサーリンク

一宮神社へのアクセス

一宮神社
〒779-3132
徳島県徳島市一宮町西丁244

一宮神社は四国八十八か所霊場第13番札所大日寺の向かいにあるので、大日寺の案内標識を目指して行くとわかりやすいと思います。

県道21号線沿いにあり、徳島市内中心部から車で30分くらいの場所です。周辺は片側一車線の狭い道路で、カーブが多くて見通しが悪いので運転にはご注意を。

一宮神社の駐車場

太鼓橋前に駐車できるスペースがありますが、2台分くらいしかありません。

駐車場利用は有料っぽい
・一時利用100円
・夜間300円

公共交通機関でのアクセス

一宮神社に車以外で行く場合は、駅からはかなりの距離があるため、バスを利用します。

・JR徳島線府中(こう)駅から4.1km

・JR徳島駅から徳島バス神山線に乗車し、「一宮札所前」バス停下車すぐ

一宮神社の御朱印

一宮神社は拝殿の左手奥に社務所があり、そこで書いていただけます。

宮司さんのお宅と社務所が並んでいて、奥の建物が社務所となっています。ご不在の場合は社務所の玄関に書置きの御朱印があったので、そちらを拝受できます。

御朱印の初穂料:300円

一宮神社の社務所受付時間

一宮神社の社務所受付時間は不明。

社務所にもとくに記載がありませんでしたが、一般的な神社と同じように9:00~17:00くらいかと思います。

一宮神社について

一宮神社の正確な創建年は不明ですが延喜式で名神大社に列せられているので、少なくとも1100年以上前から徳島を代表する格式の高い神社でした。

古くは阿波一の宮とされた「上一宮大粟神社」が参拝に不便な神山町の山間部にあったため、参拝しやすい場所に「下一宮」として分祀されたものと考えられています(分祀されたのは平安時代後期と推測)。

「一宮町」や「一宮城」という周辺の地名は一宮神社が由来となっています。蜂須賀氏が阿波に入国したとき、最初に居城としたのは一宮城でした。一宮町はかつて国府が置かれた徳島市国府町にもほど近く、昔はこのあたりが徳島の中心地だったんです。

天正年間(1573年~1592年)には長宗我部元親による兵火や豊臣秀吉の四国攻めにより、一宮神社周辺一帯が焼失しています😫

2代目藩主蜂須賀至鎮(よししげ)公の産宮として崇敬され、江戸時代初期に3代目藩主・光隆公によって大日寺とともに再建されました。

一宮神社は式内大社・天石門別八倉比売神社の論社のひとつです。

「論社(ろんしゃ)」とは、所在がわからなくなった式内社の候補となる神社が複数あり、いずれとも決定しがたい場合にそれらの神社に対して使われる言葉です。
天石門別八倉比売神社の論社は一宮神社のほか、
・上一宮大粟神社(名西郡神山町)
・八倉比売神社(徳島市国府町)
の2社があります。

一宮神社の御祭神

一宮神社の御祭神は大宜都比売命(オオゲツヒメノミコト)と天石門別八倉比売命(アマノイワトワケヤクラヒメノミコト)の2柱。

オオゲツヒメは古事記「大宜都比売命は阿波である」と記されている阿波国の祖神で、穀物や養蚕の神です。「豊受大神(トヨウケノオオカミ)」と同神であるといわれ、豊受大神は伊勢神宮の外宮にお祀りされて天照大神の食事を司っています。

オオゲツヒメを主祭神としてお祀りしている神社は徳島県にしかなく、一宮神社と上一宮大粟神社、鳴門市の阿波井神社だけです。

もう1柱の御祭神、天石門別八倉比売命は天照大神と同神とされています。

拝殿の扁額には「一宮大明神」と記されていて、昔は一宮神社ではなく「一宮大明神」と呼ばれていた模様。

一宮神社の御利益

大宜都比売命は衣食、農業、商売、開運の御神徳がある神さまで、縁結び安産の守護としても信仰されています。

一宮神社の見どころ

一宮神社で個人的に気になる&おすすめの見どころを写真つきでご紹介します!参拝される前にチェックして参考になさってくださいね。

蜂須賀家寄進の太鼓橋

神社にはよくある太鼓橋ですが、一宮神社の太鼓橋はかなりの急角度でめったに見ないレベルの丸さです。これは初代徳島藩主・蜂須賀家政公が阿波に入国したとき、”国が丸く治まるように”という願いをこめて奉納したものだとか。

角度もアレだし、もちろん渡れません🙅‍♀️

新旧の狛犬

赤い鳥居の近くにはまだ新しい感じのマッチョな青銅の狛犬がいて、お手てには鈴がついています。このお手てに鈴がついているの、珍しい気がします🤔

一方、拝殿前の狛犬は苔むしていてかなり古そうでした。阿形は目玉がなく、顔がやや崩壊ぎみでホラーな感じでしたが犬っぽいたれ耳がかわいい。

大日寺側の入り口にも新しい感じの狛犬がいて、一宮神社には全部で3対います。

道路側の注連柱には「阿波國一宮」「天下泰平家内安全」とありました👏

躍動感ある神馬

拝殿の前には狛犬のように対になった神馬さんがいますが、こんな感じで2頭並んだ配置は珍しいですよね。馬の下をくぐることができます。

神馬さんのボディにもある一宮神社の御神紋は稲の中に「粟」という文字が入っています。ずっと見ていると😫😫😫←こんな感じの顔に見えてきます😂

寛永7年製の本殿

一宮神社の本殿は国の重要文化財に指定されています。寛永7年(1630年)に建立されたものですが、美しい彫刻と鮮やかな色彩が残っています✨

社務所には平成2年に天皇皇后両陛下が植樹祭ご臨席で神山町をご訪問された際、一宮神社前をお車で通ったときの写真があります。本殿とお車の菊の御紋がいい感じに写っていました。

地神塔と境内社

拝殿の左側には地神塔と小さな境内社が並んでいます。

一宮神社の境内社は若宮神社、秋葉神社、宗像神社、天神社、猿田彦神社、大己貴神社・事代主神社、若葉神社。どれも小さな古いお社ですが、新しいお供え物や花があって大切にされていました。

まとめ

阿波一の宮は鳴門市の大麻比古神社、式内大社・石門別八倉比売神社は国府町の八倉比売神社のイメージが強くなり、四国霊場の札所でもなくなったため、昔の繁栄ぶりはすっかり影を潜めています。

徳島県最大の山城だった一宮城跡のふもとにあり、交通量の多い道路沿いにありながら静寂に包まれた一宮神社の境内は、「聖域」といった雰囲気がありました。

徳島市内中心部からは離れた場所ですが、一宮神社周辺には史跡や神社仏閣がたくさんあり、鮎喰川と山の自然にも触れられてリフレッシュできますよ🙆‍♀️

タイトルとURLをコピーしました