徳島県三好市にある箸蔵寺(はしくらじ)は「こんぴら奥の院」と称され、金比羅大権現を御本尊とするお寺。
神仏分離までは香川県の金刀比羅宮と一体で信仰されていたため、現在も神仏習合色の濃いお寺です。
金刀比羅宮といえば785段の階段があることで知られていますが、箸蔵寺は本堂まで769段の階段があります。
さすがこんぴら奥の院、階段の数も負けてないぜ!
箸蔵寺にはロープウェイがありますが、ロープウェイ山頂駅からも本堂までは278段の「般若心経の階段」があります。
なかなかのハードウェイですね💦
徳島県内のお寺ながら、膝を痛めたこととコロナ禍の影響(自宅からちょっと遠い)で、実は未参拝なんです…。
膝が回復したのでそろそろ行きたいんですが、いつになることやら。
幸い、月替わり御朱印は郵送にも対応されているので、未参拝なのに5月からちゃっかり拝受しています☆
このページでは箸蔵寺でいただいた月替わり御朱印をご紹介します💁♀️
箸蔵寺について
まずは、箸蔵寺の基本情報を💁♀️
伝承によれば平安時代前期の天長5年(828年)四国巡錫中の空海(弘法大師)が、当地に霊気を感じ山上に登った。すると金毘羅大権現が現れ「箸を挙ぐる者、我誓ってこれを救はん」というお告げを空海に授けたという。そこで、空海は自ら金毘羅大権現の像を刻み堂宇を建立したことが当寺院の始まりと伝えられている。 また、金毘羅大権現は当山から讃州象頭山へ日夜眷属と共に往来しているとも云われていた。
(Wikipedia箸蔵寺より引用)
弘法大師によって天長5年(828年)に開基され、1200年ほどの歴史があります。
正式には宝珠山(ほうしゅさん)真光院(しんこういん)箸蔵寺(はしくらじ)といい、真言宗御室派のお寺です。
箸蔵寺は複数の霊場で札所となっていて、いただける御朱印(納経印)の種類も豊富。
- 四国別格二十霊場15番
- 四国三十六不動霊場4番
- 四国三十三観音霊場28番
- 阿波西国三十三観音霊場(西部)23番
郵送対応あり!
おそらく徳島では初となるお寺の月替わり御朱印、爆誕。
月替わり御朱印は2021年5月から頒布されるようになりましたが、コロナ禍で県外からの参拝ができなかったり、毎月の参拝が難しい方もいますので郵送対応もされています。
ありがたや✨
郵送の申し込みは箸蔵寺公式ホームページのwebお守処からできます。
- 月替わり御朱印の志納料:1体500円
- 志納料は銀行振り込みで納める
- 志納料が1000円分お得になる、12か月分おまとめ申し込みも可能です!
薬師十二神将ラインナップ
発送時に同封される手紙にも
薬師十二神将は、「除病安楽(病を除き、心身安楽に過ごす)」を含む、薬師如来の十二の大願を護持する守護神で、昼夜十二時、四季十二月、十二の方角に対し、いついかなる時も私たち衆生を守って下さいます。薬師十二神将の威力(いりき)により、毎月を安心して送ることができますよう心よりお祈り申し上げます。
とあるように、箸蔵寺の月替わり御朱印は「薬師十二神将(やくしじゅうにしんしょう)」という、薬師如来と薬師如来を信仰する人々を守護する天部の仏がデザインされています。
十二神将はそれぞれ12の月と干支に対応しています。
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- 宮毘羅(くびら)大将:10月(亥)
- 伐折羅(ばさら)大将:9月(戌)
- 迷企羅(めきら)大将:8月(酉)
- 安底羅(あんちら)大将:7月(申)
- 頞儞羅(あにら)大将:6月(未)
- 珊底羅(さんちら)大将:5月(午)
- 因陀羅(いんだら)大将:4月(巳)
- 波夷羅(はいら)大将:3月(辰)
- 摩虎羅(まこら)大将:2月(卯)
- 真達羅(しんだら)大将:1月(寅)
- 招杜羅(しょうとら)大将:12月(丑)
- 毘羯羅(びから)大将:11月(子)
12月の御朱印
12月の御朱印がこちら。
十二神将は招杜羅(しょうとら)大将、干支は丑、季節の花は椿です。
11月の御朱印
11月の御朱印がこちら。
十二神将は毘羯羅(びから)大将、干支は子、季節の花は紅葉。
10月の御朱印
10月の御朱印がこちら。
十二神将は宮毘羅(くびら)大将、干支は亥、季節の花の代わりに稲。秋らしいデザインです。
9月の御朱印
9月の御朱印がこちら。
十二神将は伐折羅(ばさら)大将、干支は戌、季節の花はキンモクセイ?です。
8月の御朱印
8月の御朱印がこちら。
十二神将は迷企羅(めきら)大将、干支は酉、8月は「は(8)し(4)の日」で箸蔵寺でも大祭があるからか、季節の花の代わりに全体的にゴージャスな雰囲気でした✨
7月の御朱印
7月の御朱印がこちら。
十二神将は安底羅(あんちら)大将、干支は申、季節の花(植物)は竹です。7月のお花は時期的に蓮かな?と思ってたんですが、竹もさわやかで素敵ですね😆
6月の御朱印
6月の御朱印がこちら。
十二神将は頞儞羅(あにら)大将、干支は未、季節の花は紫陽花です。
5月の御朱印
5月の御朱印がこちら。
十二神将は珊底羅(さんちら)大将、干支は午、季節の花は菖蒲でした。絵の部分は印刷ですが、文字はきちんと墨書きされています。