梅雨時期の花といえば紫陽花(あじさい)。全国にいろいろな名所がありますよね。
もちろん、四国にも紫陽花の名所があります!いつものごとく、「四国」といいながら徳島と香川のみですが💦
今年も紫陽花の名所に数か所行ってきたので、おすすめの場所をまとめてみました。御朱印ブログなので神社仏閣を中心にご紹介していますが、今回はそれ以外の名所もちょこっとだけ…。
内容は2023年版に更新していきます!
熊谷寺(徳島県阿波市)
徳島の紫陽花の名所といえばここ!四国八十八ヶ所霊場第8番札所熊谷寺(くまだにじ)です。
広い境内に季節の花々が咲くことから「花のお寺」といわれ、とくに桜と紫陽花の季節は徳島きっての美しさ。例年、6月上旬~中旬頃から見ごろを迎えます。
大きく分けて、参道の二天門周辺と駐車場前の弁天池が熊谷寺の紫陽花の鑑賞スポット。
こちらは弁天池周辺。色とりどりの紫陽花が楽しめます。
2023年は桜も藤も早かったので5月末には見ごろになるかも?
あじさいの御朱印あります
熊谷寺では桜の時期も「花納経」として桜の御朱印が頒布されていましたが、紫陽花シーズンも華やかなあじさいの御朱印が頒布されます!
・頒布期間:頒布開始から1年間
・志納料:500円
右側には「奉納」「熊谷寺」、左側には金色で御本尊の千手観音さまの梵字「キリーク」と書かれています。2023年は弘法大師生誕1250年記念で弘法大師の梵字「ユ」が入りますよ。
広げるとA4サイズの超大判!
鴨島八幡神社(徳島県吉野川市)
鴨島八幡神社はあまり大きな神社ではありませんが、境内には四季折々の花が咲き、今は紫陽花が楽しめます✨
拝殿前や社務所前など、何か所かに数種類の紫陽花が植えられています。少しずついろんな品種・花色の株がありました。
とくに社務所前はこんもりとした大きな株で見ごたえあり!
狛犬さんの後にもかわいらしいピンク系のガクアジサイが咲いています。
かわいい御朱印もおすすめ!
鴨島八幡神社では2021年・2022年には梅雨入りから梅雨明けまでの期間限定で、かわいい紫陽花の御朱印が頒布されていました。
潮明寺(徳島県鳴門市)
「鳴門のあじさい寺」としてひそかに人気の潮明寺(ちょうめいじ)。
こちらもそれほど大きなお寺ではないですが、山裾に沿ってたくさんの紫陽花が植えられています。いろんな品種、いろんな色のお花が楽しめるのが特徴。
山門からすぐ、たくさんの紫陽花が咲いているのが見えます✨テンション上がりますね。
写真は2020年のものです。
こちらは2021年の。
2023年も少しずつ色づき始めています。
内妻あじさいロード(徳島県海部郡)
(画像出典:徳島県観光情報サイト阿波ナビ/とくしまあじさい特集)
ここは今から行ってみたいところなんですが、すでに見ごろを迎えているので満開のときに行けるかどうか…という微妙なところ💦
こちらは県南部・牟岐町の旧国道沿いにある「内妻あじさいロード」です。およそ2kmに渡って4,000株の紫陽花がこんもりと咲き、まるで壁のようにそびえています。
あじさいロード沿いにある「松坂隧道」は大正9年(1920年)に作られた日本最古のコンクリート製トンネルだとか。こちらは国の登録有形文化財に指定されています。
久薮あじさいの里(徳島県美馬郡)
(画像出典:徳島県観光情報サイト阿波ナビ/とくしまあじさい特集)
ここも今から行ってみたいところ。
県西部・つるぎ町貞光の久薮地区にある「久薮(久藪)阿弥陀堂」。
地域の人々が2004年から阿弥陀堂周辺に紫陽花の植樹を始め、いまでは山の斜面などに5000~6000株ほどの紫陽花が植えられています。
粟井神社(香川県観音寺市)
こちらは香川県きっての紫陽花の名所!
紫陽花は土の性質で花の色が変わるといいますが、粟井神社ではとくに紫やブルー系の発色がきれいです✨
「山あじさい散歩道」の神社側入り口、このあたりの寒色系の紫陽花がとくに素敵。
御朱印の写真で背景になっているブルーの紫陽花もこの場所にあります。この目の覚めるような鮮やかな青、もう「粟井ブルー」と呼びたいよね。
駐車場に続くこの紫陽花の壁はかなりの映えスポットです!
紫陽花シーズンには紫陽花の花手水があります。定期的にお花を入れ替えるので、参拝するタイミングによっては色合いが異なるかもしれません。
あじさいの御朱印あります
粟井神社ではあじさい祭りに合わせて頒布される紫陽花の特別御朱印があります!
日によって用意できる数に限りがあるそうなので、土日などはもしかしたら在庫切れになるかもしれません💦
デザインは年によって変わる場合あり。
・初穂料500円
・用紙の色は数種類あり(写真はブルー)
香川県のあじさいの名所
このご時世なのでなかなか県外には行けませんが、リサーチだけはしたのでご紹介します。香川県にはたくさんの紫陽花の名所がありますが、とくに気になったのがこちらの3か所💁♀️
出釈迦寺(香川県善通寺市)
- 四国八十八ヶ所霊場第73番札所出釈迦寺(しゅっしゃかじ)は「あじさい寺」として有名
- 境内におよそ1000株の紫陽花
- 数量限定で「あじさい弥陀」の特別御朱印も!
2021年6月30日に参拝したときの写真。
かなり色が変わってきていますが、まだギリギリお花は見られました。
逆にこのアンティークカラーな感じも素敵かも✨
「あじさい弥陀」の御朱印もいただきました!
- 用紙はピンクと紫の2色
- 志納料:300円
写真は紫の用紙です。
勝名寺(香川県高松市)
- 勝名寺(しょうみょうじ)は「高松のあじさい寺」として親しまれているお寺
- 境内におよそ800株の紫陽花
- 浄土真宗のお寺なので御朱印はなさそう🤔
八十八庵(香川県さぬき市)
- 四国八十八ヶ所霊場第88番札所大窪寺前のめん処の裏山に紫陽花の名所がある
- 1500株の紫陽花が咲く紫陽花園があるとか
白鳥温泉
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東かがわ市の花の名所に現れるバス停型オブジェは紫陽花シーズンは白鳥温泉に置かれています。
こちらは2022年に行ったときの。
白鳥温泉までの道にも紫陽花が咲いていて、とてもきれいでした✨
雲辺寺(徳島県三好市)
すごいのにあまり知名度がない、それが四国八十八ヶ所霊場第66番札所雲辺寺(うんぺんじ)の紫陽花。
標高1000メートル近い山の上にある「天空のお寺」なので、紫陽花が咲き始めるのは遅く、平地の紫陽花が見ごろを終える頃に見ごろを迎えます。
東京ドーム10個分(うろ覚え)の広い広い雲辺寺の境内に植えられた紫陽花、その数なんと30000株!
広いので完全ゼロ密で過ごすことができ、ゆっくりのんびり紫陽花見物ができます。
写真も構図を練って取り放題ですよ👍
「6月は忙しくて、今年は紫陽花見に行けなかったな…🥺」という方、本当におすすめです!
雲辺寺の紫陽花は6月下旬から見ごろを迎え、7月下旬くらいまでがピークです。場所によってはお盆くらいまで楽しめるそうですが、その後は翌年のために刈り取られます。
雲辺寺といえば五百羅漢!
五百羅漢と紫陽花の競演も楽しめちゃいます。うっすらと霧に包まれた幻想的な光景も、天空のお寺ではそれほど珍しくありません。
雲海も高確率で見られます。
雲辺寺へのアクセスはロープウェイを利用してください。
雲辺寺の駐車場はお遍路さん最優先です
確かにお金はかかりますが、ロープウェイ山頂駅を下りた瞬間からこの素晴らしい眺めが拝めます!
遠くに見えるのが「毘沙門天展望館」で、展望館までは遊歩道に沿って色とりどりの紫陽花が植えられています。
眼下に広がる瀬戸内海の景色も楽しみながら、観音寺きっての映えスポット雲辺寺山頂公園まで5分くらいでアクセスできますよ👌
あじさいの御朱印あります
雲辺寺では紫陽花の季節限定の御朱印も頒布されます!
こちらは2020年のもので、毎年微妙にデザインが変わります。
頒布期間:6月中旬頃~7月末(限定枚数に達すると頒布終了)
最近の特別御朱印は参拝日が確定している方のみ、日付指定での予約受け付けとなりました。頒布期間や頒布方法については雲辺寺公式インスタグラムをご確認ください。
毎回、予約をしたのに参拝しない方が
かなりいるそうです。。。