春を代表する花といえば桜。今年は雨が少なかったからか、ずいぶんと花が長持ちしましたが4月もなかばになるとほぼ散ってしまいます…🥺
牡丹やシバザクラなど桜以外にも春の花はいろいろありますが、個人的には桜が散る頃に咲き始める藤の花を推したいです！
風に揺れる長い花房と甘い香りはとても優雅で、桜とはまた違った美しさですよね✨
町全体が藤の名所だったり、全国的にも珍しい「のぼり藤」があったりと、徳島県内は意外と藤の名所が多いのでは、と思います。
ということで、
紫陽花の名所
紅葉の名所
桜の名所
に続いて、「藤の名所まとめ」を作ってみました！
今回も県北部を中心に、
- 今まで実際に行っておすすめしたいスポット8か所
- 今年行ってみたい気になるスポット3か所
合計11スポットをご紹介します。
ぜひ、今年の藤めぐりの参考にご覧ください。
＼藤の鑑賞ポイント／
藤は咲き始めから咲き終わるまで、だいたい3週間くらい。
そのうち、真ん中の1週間の5分咲き～8分咲き頃が
一番きれいに見られるそうです！
藤のまち、石井町
徳島市のすぐ西隣、名西郡石井町は「藤のまち」。
町のキャラクターも藤の妖精「ふじっこちゃん」！やや安直な気もするけど、かわいいですよね💕
藤のまちを掲げるだけあって、町内にはたくさんの藤の名所があります！
藤スポットには入れてないですが、石井町役場にも藤棚がありますよ。
石井町の「藤めぐり」
町内で立派な藤棚がある3か寺をめぐる「藤めぐり」コースもあります！
- 地福寺
- 童学寺
- 徳蔵寺
地福寺
徳島きっての藤の名所といえば、「地福寺（じふくじ）」！
平日でも多くの人が訪れていて、ふだんは静かなお寺がにぎわいます。こちらは有名なので、今までに行ったことがある方も多いと思います。
お寺のシンボルである紫藤は樹齢200年以上。
境内には
- 南北30ｍ
- 東西6ｍ
にもなる大きな藤棚があり、最盛期には1ｍの花房をつけます。
北側には白藤も植えられていて、こちらは樹齢100年ほど。藤棚も紫藤に比べると小さめですが、満開になると負けず劣らずの美しさです✨
白藤は紫藤より少し遅れて咲くので、両方を一緒に楽しむのはタイミングが難しいかもしれません💦紫藤と白藤を両方楽しみたい場合は、2回に分けて行くことをおすすめします。
地福寺について詳しくはこちら💁♀️
アクセス
🚙駐車場あり、無料
行ってきました（4月19日）
今年も地福寺の藤を見に行ってきました！
ほぼ満開です✨
いつもよりやや花房が短めな気もする。
見ごろは4月末までの予想ですが、24日以降は雨が続くので早めに散ってしまうかもしれません💦
童学寺
四国別格二十霊場第2番、「童学寺（どうがくじ）」も藤の名所です！
こちらの藤は樹齢などは不明ですが、境内右奥の大師堂周辺に大きな藤棚があり、ピンクと紫が交互に植えられて絶妙なグラデーションがかわいい💕
石井町の「藤まつり」会場の3か寺では一番咲くのが早く、童学寺→地福寺→徳蔵寺の順で見頃になります（※個人の感想です）。
童学寺について詳しくはこちら💁♀️
アクセス
🚙駐車場あり、無料
行ってきました（4月22日）
童学寺の藤、今年は花が少ない印象。
散り始めていて、見ごろのピークは過ぎていました💦
ことしも「まけまけ風鈴祭り」が始まりました！
四国八十八か所霊場のお砂踏み回廊に1100個の風鈴が飾られています。
7月31日（うろ覚え）まで。
来年2023年は弘法大師生誕1250年の節目！
四国別格二十霊場では生誕1250年記念の特別御朱印が頒布されています。
徳蔵寺
「徳蔵寺（とくぞうじ）」の藤棚は八重咲き？なのかモコモコしたかわいらしいお花でした。花の色も少し濃いめで、地福寺や童学寺とはまた違った雰囲気です。
見に行ったのは童学寺と同じ日なんですが（この写真は2020年のもの）、まだ5分咲きくらいでした。
地福寺や童学寺は藤見物に来られる方も多いですが、徳蔵寺は意外と穴場✨
藤棚の藤が満開になる前は鉢植えの藤が楽しめます！
こちらは花房が通常の藤よりも短くて、花が大きい変わった品種でした。
アクセス
🚙境内乗り入れ可能
前山公園
（画像出典：石井町公式ホームページ「前山公園」）
桜の名所としても知られる「前山公園」ですが、藤棚や藤を絡ませたオサレなフェンスもあります！
昨年見に行きましたが、出遅れて散り始めだったので写真なし。
藤は駐車場のあたりにありました（うろ覚え）。
アクセス
🚙駐車場あり、無料
ＯＫいしいパーク
（画像出典：石井CATVのブログ）
「ＯＫいしいパーク」は「いしいドーム」などがある複合施設。実はこちらには行ったことないんですが、石井町のスポットなので石井町コーナーにまとめて記載しておきます😂
飯尾川沿いにけっこう長距離な藤棚（500ｍ）があり、毎年車で通りがかりに見て藤棚と鯉のぼりが季節感満載でいいな～と思ってるんですよね。
今年こそは行ってみたい！
アクセス
🚙駐車場あり、無料
全国的にも珍しい！「のぼり藤」
徳島の藤の名所といえば、神山町の「神光寺（じんこうじ）」もはずせません！
こちらの藤は一般的な藤棚のように横へ横へと広がるものではなく、縦に伸ばした珍しい形式です。高さ15ｍほどの鉄の枠に絡みつくように枝を伸ばした藤は圧巻！
写真だとちょっとサイズ感わかりにくいですが、15ｍはビルだと3～4階建てくらいの高さです。
近くで見ると度肝抜かれますよ😂
なんやこの紫のモンスターは！！
下の方は普通に藤棚っぽくなってます。
昨年はちょっと散り始めてから見に行ったので緑が目立ちますが、それでもこれだけたくさんの花が見られました。
神光寺では御朱印もいただけるそうです（ネット情報）。
アクセス
🚙駐車場あり、無料
藤の季節は合計50台分くらいの臨時駐車場が用意されます。県道沿いに車を誘導してくれるおじいちゃんが待機しているので、指示に従ってください。
行ってきました（4月22日）
こちらもやや出遅れた感じで、見頃のピークは過ぎていました💦
遠目にはいいかんじに紫色の花が密集してますが、
近くで見るとちょっと変色し始めていました。
24日以降は雨予報が続いているので、今年は22日・23日で見納めかと思います。
おとぎ話のような光景！美しい藤の橋
こちらも昨年行ってよかった場所で、神山温泉に隣接する「農村ふれあい公園」です。おとぎ話に出て来そうな藤の花に包まれたメルヘンな橋、映えまくりです！！
この橋は渡ることができて、橋の先の水車小屋のあたりにも藤棚があります。
藤の花が終わり、緑一色になる頃の景色もまた良し✨
アクセス
🚙駐車場あり、無料
神山温泉側からもアクセスできます。
どうしてこうなった（4月22日）
今年も行ってみました…が。。。
うん…？？？
ボリュームが昨年の20％くらいしかありませんでした😇
神山温泉側のピンク色の藤がまったく咲いてなかったので、枯れてしまったのか、強めに剪定したのか…。他の藤の名所もですが、花つきが微妙なところが多いので気候が悪かったのかも。。。
来年に期待します💦
この惨状ですが、インスタで見た口コミによると
「おじさんが切ってしまった」とのこと。。。
おじさん…！！
元の光景が見られるまで数年かかりそう🥺
弘法大師お手植えと伝わる「五色の藤」
四国八十八か所霊場第11番札所「藤井寺（ふじいでら）」は寺号にも「藤」とつくように、藤の名所です。
藤井寺の藤は弘法大師お手植えと伝わるもの！現在見られるのは幹も細く、それほど樹齢を重ねているようには見えないので”お手植えの藤”そのものではないのでは…と思いますが🤔
それでも薄紫から白、ピンクまでいろいろな品種の藤が見られて、藤の名所であることは変わりません。
藤棚だけでなく、鉢植えの藤もたくさん並んでいますよ！
藤井寺について詳しくはこちら💁♀️
アクセス
🚙駐車場は有料、普通車300円
今年行ってみたい！気になる藤スポット
ここからはまだ行ったことないけど気になってるスポットです！
開花期間中に行けたら写真とか追加しますね。
つるぎの宿岩戸
（画像出典：楽天トラベル「つるぎの宿 岩戸」画像ギャラリー）
藤の花が絡みついた橋…「農村ふれあい公園」と似たビジュアルですが、こちらはつるぎ町にある「つるぎの宿 岩戸」という温泉施設に隣接しています。
橋を渡ることはできないみたいですが、藤が満開になると素晴らしい光景です。
アクセス
🚙駐車場あり、無料
大塚国際美術館
「大塚国際美術館」といえば大塚製薬グループ＆米津玄師さんが紅白で歌唱した場所という、徳島県欲張りセットなスポットです😂
藤のイメージは薄いですが、
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モネの池にかかる橋には藤の花が咲きます！水辺に咲く藤、すごく雰囲気ありますよね✨
一度この場所で満開の藤を見てみたいです。
アクセス
長谷寺
鳴門の「長谷寺（ちょうこくじ）」にも藤棚があるそうです！
以前参拝したときは大きなイチョウの黄葉がきれいだったので藤棚に気がつきませんでした💦
藤の季節にも行ってみたいです。
