11月になり、秋が深まると気になるのが紅葉。紅葉の名所は自然が豊かな山間部などに多いですが、神社仏閣でも境内で紅葉が楽しめますよね。この時期だけの特別な御朱印があったりもします✨
当ブログは「徳島、四国、ときどき淡路島。」というサブタイトルですが、基本的に行動範囲は徳島県北部と香川県の東讃エリアがメインなので、紅葉の名所情報もその範囲です。ほとんどが徳島県内ですが、徳島寄りの香川県の紅葉スポットも少しだけご紹介しています💁♀️
こういうのは紅葉シーズンになる前にやれよ、と自分でも思いつつ、今更ながら紅葉の名所と紅葉の限定御朱印をまとめました😂
徳島の紅葉はここから!10月から楽しめる紅葉スポット2選
桜は暖かい南から咲き始めますが、紅葉は逆で、寒い地方から始まりますよね。西日本にあり、比較的温暖な四国の紅葉は通常は11月に入ってからが見ごろとなります。
四国でも山間部では紅葉の色づきが早く、10月初旬~中旬から楽しめる場所もあります。徳島で最速の紅葉が楽しめるのがこちらの2か所💁♀️
剣山
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まさに徳島最速の紅葉が楽しめるのが剣山(つるぎさん)。剣山は徳島県最高峰、西日本で2番目に高い山です。徳島県内では紅葉の名所として有名で、毎年多くの人が訪れています。
剣山についてはこちらもどうぞ💁♀️
10月になると山頂から少しずつ色づき始め、10月下旬まで楽しめます。
剣山の紅葉の御朱印
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10月には紅葉の御朱印があったようですが、結局行けず。来年もあるといいな🥺
雲辺寺
(撮影:2020/10/29)
四国八十八か所霊場最高峰、標高900mの雲辺寺山のてっぺんに位置する第66番札所雲辺寺(うんぺんじ)。海辺、川辺、浜辺…そして雲辺。”雲の辺り”という寺号のとおり、雲を眼下に臨む四国霊場屈指の絶景のお寺です。
(撮影:2020/10/29)
こちらは霞んでいるだけですが、タイミングがよければ一面の雲海が広がります✨
雲辺寺の紅葉は例年10月中旬から始まり、11月中旬くらいまでが見ごろ。大師堂周辺から色づき始め、仁王門前の「なごりもみじ」は11月中旬くらいに見ごろを迎えます。
紅葉の特別御朱印
2020年も10月15日~11月23日まで、期間限定で紅葉の特別御朱印が頒布されます。なくなり次第終了なので、希望される場合はお早めに。
紅葉のピーク!11月に行きたい紅葉の名所5選
11月になると、各地の紅葉情報を耳にする機会も増えて紅葉狩りに行きたくなりますよね🤗こちらでご紹介するスポットは11月初めから中旬くらいが見ごろなので、今から行けます!
岩部八幡神社
(撮影:2020/11/6)
高松市の南の端、塩江(しおのえ)町に鎮座する岩部(いわぶ)八幡神社。
境内に樹齢400年と600年の2本のイチョウの大木があり、11月になると黄色く色づき始めます。高松市有数の紅葉の名所として知られ、毎年多くの人が訪れています。
イチョウをモチーフにした「まもりくん(400才)」「このみちゃん(600才)」というキャラクターもいます。かわいい顔して超ド級のシニアです😂
岩部八幡神社についてはこちらもどうぞ💁♀️
紅葉の特別御朱印?
岩部八幡神社には”紅葉の特別御朱印”はありませんが、御朱印にイチョウのシールを貼ってくれるのはたぶん紅葉シーズンだけ。
イチョウの絵馬:200円
矢のおみくじ:100円
大窪寺
(撮影:2019/11/22)
大窪寺(おおくぼじ)は四国八十八か所霊場第88番札所。お遍路のゴールである「結願所」として知られていますが、香川県有数の紅葉の名所としても有名です。
(撮影:2020/11/12)
平日でしたが、入れ替わり立ち替わり多くの人が紅葉見物に来られていました。土日はもっと混み合いそうですね💦こうして昨年(写真上)と今年(写真下)を比べてみると、大窪寺も紅葉のピークが1週間くらい早いです🤔
(撮影:2020/11/12)
大イチョウの下の石仏は今年も葉っぱに埋もれています。大イチョウは10月下旬から11月初めくらいが見ごろと思われ、参拝時点では9割落葉していました💦
紅葉の特別御朱印
2020年は紅葉の特別御朱印があり、通常のお納経にカラフルなもみじやイチョウのスタンプ入り。大窪寺では初の期間限定御朱印では、と思います。
この御朱印は書置き、直書きどちらもOKですが、書置きだと紙に御詠歌が入っているので書置きをいただけばよかった…と後から思ったり😂
こちらは11月末までの期間限定です。
境目のイチョウ
(撮影:2020/11/12)
県道2号線で徳島から香川へ向かうと、県境に「境目のイチョウ」というイチョウの大木があります。こちらは徳島県の天然記念物に指定されています。
【樹齢】推定600年
【幹周り】7.8m
【樹高】16m
いつも早すぎたり遅すぎたりで紅葉のピークを見たことがなかったんですが、今年はちょうどいい頃に見ることができました✨
高さはありませんが、幹が太いのが境目のイチョウの特徴。大木の下にたたずむバス停もいい味出してます👌
大山寺
(撮影:2020/11/10)
四国別格二十霊場第1番札所大山寺(たいさんじ)も紅葉の名所として知られています。本堂前の大イチョウは源義経に仕えた武蔵坊弁慶が植えたもの、という伝説があります。
【樹齢】800年
【幹周り】5.7m
【樹高】30m
大山寺のイチョウはとにかく高さがあり、見ごたえありました✨日の当たり方の差か、内部はまだまだ青いですが外側からどんどん黄色く色づいて落葉していきます。
かなりの大木で、本堂前のスペース4分の1くらいを占めています😲
(撮影:2019/12/6)
大山寺は標高700mの山の中腹にあるので、平地よりは紅葉のピークも落葉も早いかもしれません。時期を逃すとこのザマだよ😂
大山寺についてはこちらもどうぞ💁♀️
地蔵寺
(撮影:2019/12/6)
大山寺から車で20分くらい、四国八十八か所霊場第5番札所地蔵寺には「弘法大師お手植え」と伝わる大イチョウがあり、お寺のシンボルとなっています。
本堂と大師堂の間にそびえて、存在感ばつぐん👌
【樹齢】800年
【幹周り】5.42m
【樹高】20m
ピークにはもみじの赤とイチョウの黄色に挟まれた修行大師のお姿が拝めます。
(撮影:2020/11/10)
大山寺と近いので一緒に見物できればいいんですが、同じ日に行った結果がこれ😂見ごろはぜんぜんまだでした💦今年の見ごろは11月中旬から下旬くらいでしょうか。
地蔵寺についてはこちらもどうぞ💁♀️
11月下旬からが紅葉の本番!遅くまで楽しめるスポット5選
他県の早いところではすでに落葉している時期ですが、徳島県内には11月下旬からが見ごろな場所もたくさんあります!これからの紅葉見物におすすめスポットをご紹介します💁♀️
星の岩屋
(撮影:2019/12/9)
人々に災いをもたらす”悪星”を弘法大師が法力で祈り落とし、岩屋に閉じ込めた…という伝説がある「星の岩屋」。正式には「星谷寺(しょうこくじ)」というお寺です。
星を閉じ込めたという岩屋は通り抜けることができ、流れ落ちる滝を裏側から眺めることができる珍スポット「裏見の滝」があります。滝越しに見る紅葉、ちょっと不思議な光景が楽しめますよ🙆♀️
山合いにありますが、意外と紅葉は遅め。昨年2019年は12月に入っても楽しめましたが、今年は少し紅葉が早いようなので11月中旬~下旬くらいがいいかもしれません。
星の岩屋についてはこちらもどうぞ💁♀️
仏陀石はもうちょい遅め
星の岩屋から道なりに1kmほど進むと「仏石庵」というお堂があり、「仏陀石」の看板が見えます。案内通りに道路から階段を下りていくと…
(撮影:2019/12/9)
何もない山の中にポツンと謎の石仏群!
ちょっと不気味な光景で、知らずに夜中に通りかかると心臓止まるよね😂でもご安心ください。実際はオカルト的要素は一切なく、こちらは弘法大師に由来する仏さまたちです。ありがたや👏
晩秋に落葉に埋もれた仏陀石は異世界感があって何とも言えない迫力があるんですが、なかなかいいタイミングでお参りに行けません…🙄
こちらも昨年2019年は12月でこんな感じでしたが、今年は仏陀石周辺の紅葉も11月下旬、落葉は12月中旬くらいがいいのかな。。。
眉山天神社
(撮影:2019/12/2)
徳島市のシンボル、眉山のふもとに鎮座する眉山天神社(びざんてんじんしゃ)。
合格祈願の神さまとして有名で、毎年受験シーズンには多くの受験生が参拝しています。近年は美麗な月替わり御朱印で人気を集め、知名度も全国的にうなぎ登り。
あんまり紅葉のイメージはないかもしれませんが参道に2本の大きなイチョウの木があり、赤い鳥居とのコントラストが素敵ですよ✨社殿の背後にそびえる眉山の紅葉も同時に楽しめておすすめ。
樹齢、樹高などのデータなし🙅♀️
市街地にあるため紅葉は遅く、例年11月下旬から12月初旬くらいが見ごろ。
境内に降り積もる落ち葉も趣がありますね。運が良ければ落ち葉のハートが見れるかも🥰
眉山天神社についてはこちらもどうぞ💁♀️
紅葉の特別御朱印はないけど…
”紅葉の特別御朱印”ではありませんが、毎年11月は月替わり御朱印のテーマは紅葉が多いです。
2020年はこちら。眉山稲荷&九人大明神の御朱印は参道のイチョウが色づくごとに黄色い葉っぱを増やそうかな、とおっしゃってました🤗
瑞巌寺
(撮影:2019/12/2)
眉山天神社の縁起にも登場する瑞巌寺(ずいがんじ)は天神社から東へ歩いて5分くらいの場所にあります。こちらは徳島市の紅葉の名所として有名。
江戸時代初期に作られ茶室などもある有名な庭園の見学には拝観料300円が必要ですが、門から本堂にかけては無料で散策できます。
無料で散策できるエリアはそれほど広くはないですが、徳島市の中心部にいることを忘れるような見事な紅葉で、本当に素晴らしかったです✨
平地&市街地なので紅葉の見ごろはかなり遅めで、今年も11月下旬くらいからが見ごろかと思います。
丈六寺
(撮影:2019/11/26)
こちらも徳島市の紅葉の名所として有名な丈六寺(じょうろくじ)。創建から1400年以上の歴史がある古刹です。紅葉はこのページでご紹介した紅葉スポットではいちばん遅く、例年12月初めくらいからが見ごろになります。今年はどうかな🤔
丈六寺についてはこちらもどうぞ💁♀️
穴場かも?印象的なイチョウの巨木がある神社
名所として知られているところは確かに見事な紅葉ですし、絶対に一度は拝みたい景色なんですが、人が多すぎると写真を撮ったり見物するのもゆっくり楽しめませんよね😫
とくに今年はコロナも気になるし、できるだけ密は避けたい…ということで、あまり知られていないけどなかなかの紅葉(イチョウだから黄葉?🤔)が楽しめる徳島県北部、徳島市近郊のスポットをいくつかご紹介します💁♀️
ちなみに、すべて無人の神社で御朱印などはありません。見ごろは例年11月下旬くらいからと、県内でも比較的遅めです。
乳保神社
(撮影:2019/12/6)
乳保(にゅうほ)神社の大イチョウは樹齢800年~1000年と推定され、徳島県内のイチョウでは最長老。国の天然記念物に指定されています。
樹齢1000年…御神木の楠や杉だとわりとありますが、実はイチョウは日本に入ってきてから1000年程度とあまり歴史は長くない木なんですよ(豆知識)。
ちなみに、日本国内で最長寿のイチョウは青森県おいらせ町にあり、樹齢1100年以上だとか😲
【樹齢】推定800年~1000年
【幹周り】17m(根周り20m)
【樹高】28m
乳保神社のイチョウは樹高が30m近くあり、東西22m、南北30mに枝を張った超ビッグサイズです。もはや黄色いモンスター😂全景が収められません💦
寛政年間と昭和には落雷の被害にあい、最近だと平成16年(2004年)台風で枝が折れたりと数々の受難がありながら今日も元気です。
多祁御奈刀弥神社
(撮影:2019/12/17)
多祁御奈刀弥(たけみなとみ)神社にも大きなイチョウの木があります。
【樹齢】不明
【幹周り】4m
【樹高】24m
高さはありますが、幹が細いのでヒョロっとした印象。それでも国道192号線を車で走っていると遠くからでもこのイチョウの木が見え、境内には黄色いじゅうたんが広がっています。
天満神社(天神のイチョウ)
(撮影:2019/12/17)
フジグラン石井の北側にある天満神社。このあたりの地名「天神」の由来となっているのがこの神社で、古くからこの地に鎮座されています👏
拝殿の前には大きなイチョウの木があり、このあたりを車で通ると遠くからでも黄色く色づいているのが見えます。
【樹齢】推定900年
【幹周り】10.40m
【樹高】38.50m
天神のイチョウは幹周りが太く、気根が多く垂れ下がっているのが特徴です。
大御和神社
(撮影:2019/12/19)
こちらは樹高などのデータは調べてもわかりませんでしたが、サイズ的には多祁御奈刀弥神社のイチョウと同じくらいに見えました。高さはおそらく20mくらい、幹周りはかなり細くてヒョロっとしています。
さすがに12月中旬だと落葉が進んでいるので、12月初めくらいがいいかもしれません。
大御和神社についてはこちらもどうぞ💁♀️