香川県の一の宮・田村神社では、毎週日曜日に「日曜市」が開催されています。
日曜市の名物が「日曜うどん」、毎週日曜日だけ田村神社の境内に出現するうどん屋さんです。
うどん大好きうどん県の香川といえども、神社でうどんを食べられるのはかなり珍しいですよ。日曜うどんに行ったときの様子と、メニューやシステムについてご紹介します。
田村神社の日曜うどんについて
田村神社の日曜うどんは社務所の隣の建物(参拝者休憩所)でやっていて、氏子さんや地域ボランティアの方が運営しています。
この「うどん百五十円」の看板が目印です。
初めて行ったので勝手がわからず境内を長時間うろうろして探しましたが、日曜うどんは御本殿のすぐ横というとてもわかりやすい場所にありました。
日曜うどんのメニュー
メニューはいたってシンプルにうどん一杯150円、うどんの他にそばもあり、同じく一杯150円です。
うどん屋さんに付き物の天ぷらやフライも各種あり、ひとつ50円~100円となっています。
ご飯ものはバラ寿司(ちらし寿司)100円のみ、持ち帰り用のパック入りは200円でした。
うどん・そばは大盛はなく、一玉単位で注文します。いっぱい食べたい場合は、二玉や三玉で注文しましょう。一玉200グラムで、それなりのボリュームがあります。
日曜うどんのシステム
まずは入り口すぐのカウンターで注文して、うどん券と引き換えます。
注文するのは白い帽子のおじさんがいるあたり、初めてだったので勝手がわからず戸惑っていたら親切に注文の仕方を教えてくれました。使用後の食器の返却もここです。
田村神社の日曜うどんには大盛という概念がないので、一人で二玉食べたい場合はうどん券2枚、三玉食べたい場合はうどん券3枚という感じになります。
うどん券を厨房のカウンターで渡すと、券の数だけうどんが出てきます。
あとは席に運んで食べるだけ、普通のセルフサービスのうどん屋さんのようなシステムでした。
これがうわさの日曜うどん!
どんぶりいっぱいにうどんが入っていて、お出汁も並々と入っていました。
ネギはセルフではなく引き渡し時にすでに入っていて、テーブルでは七味のみトッピングできます。
日曜うどんの麺は「ゆで置き」ということなのでさぬきうどんらしい強いコシはありませんが、柔らかい太麺に出汁がからんでこれはこれでおいしい。むしろ好き。
出汁はいりこ風味が強めで、オーソドックスなさぬきうどんの出汁という感じでした。
うどんは柔らかいほうが好き、という方には日曜うどんはバッチリだと思います。
うどんの後は田村神社でお参りしよう
田村神社は創建から1300年以上の歴史があるとても古い神社で、香川県の一の宮です。
御本殿では水の神である龍神さまをお祀りしていて、広い境内にはたくさんの境内社や御利益スポットがあります。格式の高い神社ですが、堅苦しくはなく、テーマパークのようで楽しい神社です。
うどんを楽しんだあとは、田村神社で御利益をいっぱいいただいてみては?田村神社では3種類の御朱印がいただけますよ。
▼田村神社について、詳しくはこちら▼
まとめ
ずっと行きたいと思っていた田村神社の日曜うどんは、思っていた以上においしくて大満足でした。
うどん好きな香川の地元の方にとても人気があるということで、味は間違いないでしょう。
ゆで置きの麺でコシがないので一般的なさぬきうどんをイメージして食べると驚くかもしれませんが、柔らか目の麺とイリコ出汁はかなり合いますよ。
田村神社に行くなら、うどんも楽しめる日曜日がおすすめです。