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香川県観音寺市|小さくたって式内社!於神社の御朱印は粟井神社でいただけます

香川の御朱印

香川県観音寺市にある「於(おの)神社」は住宅街の中にひっそりとたたずむとてもコンパクトな神社ですが、その歴史は長くて式内社。少なくとも1100年以上前から存在している神社です。

式内社(しきないしゃ)
延長5年(927年)にまとめられた延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)に記載のある神社のことを一般的に「式内社」といいます。西暦927年の時点ですでに地域を代表する神社として認識されていたことになるため、式内社であることは一種の「社格」のようになっています。

★境内には社務所がないですが、御朱印は近くにある粟井神社でいただけます。

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於神社へのアクセス

粟井神社からは約750mと近く、車なら3分くらいで行けます。住宅と畑が広がるのどかな場所にあり、神社近くはとくに道幅が狭いのでご注意ください。

於神社
〒768-0052
香川県観音寺市粟井町上野2054-1

於神社の駐車場

於神社には駐車場はないですが、境内に駐車できました。社殿横に集会所っぽい建物があり、少し広いスペースがあります。

公共交通機関でのアクセス

最寄り駅からの距離があり、近くにバス停もないので車以外でのアクセスが困難です。

・JR観音寺駅から5km

・JR観音寺駅から観音寺市のりあいバス粟井姫浜線谷口(奥谷)行きに乗車し「出晴」バス停で下車、1.5km

於神社の御朱印

於神社の御朱印は本務社の粟井神社でいただけます。初穂料は300円です。

於神社について

於神社の正式な創建年は不明。中世にはすでに廃絶されていたため詳細はわからず、4代目丸亀藩主・京極高矩(きょうごくたかのり)が宝暦5年(1755年)に再興し、扁額を奉納したと伝わっているのみです。

社名は初見ではわかりにくいですが「おの」と読み、これは「うへの」が転訛したものといわれています。地名(粟井町上野)をとって「上野神社」とも呼ばれていて、「うえの」と呼ばれていることが式内社・於(ウヘノ)神社に比定された理由だとか。

★式内社於神社の論社としては、ほかに観音寺市大野原町鎮座の「応(おう)神社」があります。

於神社の御祭神

古くは「八幡宮」や「若宮」とも称されたことから、御祭神は「誉田別命(ホムタワケノミコト、応神天皇)」と推定されていますが、実際のところは不詳。

また、粟井村上野に鎮座することから御祭神は「上野神」とも称され、埴安比売命(ハニヤスヒメノミコト)ではないかとの説もあります。

素戔嗚尊(スサノオノミコト)が配祀されていて、スサノオは大正時代に於神社に合祀された荒神神社の御祭神だったそうです。

於神社の見どころ

住宅街の中にポツンと鳥居

於神社は畑と住宅が密集した集落の中にポツンとあります。『ここ本当に入っていいの?』という感じの、民家の敷地ギリギリな細い道をグイグイ進むと鳥居が現れます。

周囲は畑なので見通しがよく、いい感じに道路に鳥居の影が映りました。

狛犬います

小さな神社ですが、ちゃんと狛犬さんが神域を守っていました。大きな鞠にもたれかかり、ボール遊びしてる系の変わった狛犬。玉でかくない?

うしろから見ると完全に小型犬のよう。注連縄のかけ方が拘束されているみたいでした。

立派な社殿

建て直されたばかりのようで、真新しい雰囲気の社殿でした。社号標も新しくてピカピカで、「延喜式内讃岐二十四社 於神社」とあります。

拝殿にかかる注連縄が個性的で、徳島では見かけない形式です。3本の藁の束を無理やり重ねて編んでいるような不思議な形で、房がものすごくでかい。

階段に立つと子供でもない限り顔に当たる高さなので、よけながらお賽銭を投入しました。

扁額の代わりに、讃岐国の式内社24社を書き連ねた額が奉納されています。同じものが粟井神社と黒島神社にもありました。もしかして香川の式内社すべてに奉納されているんでしょうか。

こうして見ると、特定のエリアに式内社が固まっていますよね。観音寺市には式内社が6社あり、総数の4分の1を占めているので、古代とても重要な場所だったことがうかがえます。

こちらが御本殿、やはり新しい雰囲気でした。本殿の奥には木が生い茂っていて、昔からの鎮守の森が残っています。

さらに奥には…

御本殿のさらに奥には謎の石柱がお祀りされていました。

最初は玉垣の残骸なのかと思いましたが、注連縄がかけられて花立てのような筒もあるので、丁重にお祀りされているっぽいです。

文字が薄れていて判別しにくですが、左は「運氣神」、真ん中は「毘沙門天皇(王?)」、右は「七福神社」と読めました。もちろん由緒書きなどはないのでこの石柱の詳細は不明ですが、どこかから移された神さまっぽいですね。

境内社あります

於神社はとてもコンパクトな境内ながら、境内社もあります!もちろん境内社もミニマムサイズ。こちらも由緒書きがないので、残念ながらどのような由来があるのかは不明で、御祭神もわかりません。

ただ、専用の灯籠や狛犬も奉納されているので、格式高い神さまなのかもしれません。石碑に刻まれた省スペースなこの狛犬、初めて見たタイプです。

限られたスペースで何とか神社としての形式を整えようとした崇敬者さんの工夫がみられて、とても大切にされている神さまでした。

まとめ

於神社は式内社として少なくとも1100年以上前から存在する格式高い神さまですが、一時期は廃絶されていたため現在はとてもコンパクトな神社です。

近くにある粟井神社で御朱印がいただけるので、粟井神社とあわせて参拝してみては。

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