神社仏閣で御朱印をいただくとき、必ず必要なのが御朱印帳。
神社仏閣でもオリジナルの御朱印帳が頒布されているほか、雑貨店や文房具店などでも販売されていて、さまざまなタイプがありますよね🤔
とくに御朱印初心者さんは、
どんなタイプを選べばいいの?
と、悩むはず。。。
御朱印は神社仏閣を参拝して、神さま・仏さまと御縁を結んだ証といわれる大切なもの。自宅では神棚や仏壇に保管し、亡くなったときに棺に入れる場合もあります。
全国津々浦々の神社仏閣に参拝して、たくさんいただいた御朱印。
どうせなら、長く美しく保存したいですよね。
そんなときにおすすめなのが、オーダーメイドの御朱印帳「千年帳」です!
オーダーメイドの御朱印帳「千年帳」って?
「千年帳」は、四国の職人たちがこだわって作った素材をもとに、自分好みにオーダーできる御朱印帳です。
平安時代に書かれた書が現在も残っているように、手すき和紙は1000年以上保存できるので、美しいまま長く保存したい御朱印にぴったりなんです!
伝統的な技術や職人の知恵がつめこまれた特別な御朱印帳は、セミオーダーとフルオーダーの2パターンで作ることができ、セミオーダーでも以下のようなさまざまな組み合わせから選べますよ💁♀️
【表紙】
- 土佐手漉和紙「朝光」:白系カラー
- 土佐手漉和紙「夕焼」:ピンク系カラー
- 讃岐正藍染「空と海」:藍染めの濃紺カラー
- 讃岐のり染「竹雀」:柄入りの紫系カラー
【サイズ】
小判と大判があり、一般的な御朱印帳とは少しサイズが違います。
- 小判:縦200mm×横142mm
- 大判:縦257mm×横182mm
【ページ数】
表示・裏表紙を除いたページ数です。
- 38ページ
- 120ページ
【本紙】
実際に御朱印を書いていただく用紙です。
- 楮(こうぞ)紙:白系カラー
- 三椏(みつまた)紙:茶系カラー
【綴糸・角裂(かどぎれ)】
和綴じする紐と御朱印帳の角にあてる布の色の組み合わせを選べます。
- 京紫×紫(讃岐のり染)
- 藍×正藍(讃岐正藍染)
- 菜種油×芥子
- 京紫×藤
- 白米×淡黄蘗
- 藍×藍
その他、有料(1000円)で
- 題せんの有無
- 名入れの有無
などが選べます。
セミオーダー以外にも、好みの生地を使ったり、サイズやページ数などのフルオーダーもできるそうですよ。
▶▶▶納経帳・御朱印帳セミオーダーフォームはこちら
実際にオーダーしてみました!
セミオーダーでもさまざまな組み合わせがあるので、オーダーするときはほんとに悩みます。。。
表紙はなんだかんだで飽きが来なさそうな白系カラーの「朝光」がいいな、と思ったのですぐ決まったんですが、綴糸や本紙はどうしようか…となかなか決められませんでした💦
どの組み合わせも絶妙にかわいいですよね。白×紫は女子っぽさがあるし、白×白はシンプルで良き、白×黄もおしゃれですし。。。
さんざん悩んで、結局、「朝光」×「藍」の組み合わせにしました。
オーダー方法はとても簡単!PCやスマホで気軽に注文できるので、千年帳の公式サイトからページ数や表紙などをひとつずつ選んでいくだけ。
上の画像はパソコンから見た注文画面です。オーダーフォームはこんな感じですべて写真つきで、カーソルを乗せると説明も出ます。
サイズやページ数、本紙、綴糸など選択できる項目が一通り並んでいるので、初めての注文でも感覚的に選べてスムーズに操作できますよ。
必要な項目をすべて選択すると、今回オーダーする千年帳がカートに入り、選択した内容と合計金額が確認できます。
今回私がオーダーしたのは土佐手漉和紙「朝光」の小サイズ、ページ数は38ページです。本紙は素朴な色合いが好みだったので、三椏(みつまた)紙を選択してみました。
実際に届いた御朱印帳
注文から一ヶ月半ほどして、オーダーした千年帳が手元に届きました。水濡れ防止のため、しっかりとビニール包装されていて、ビニールを開けるとこうなっています。
箱を開けるとこんな感じで、しっかりと梱包されています。
箱の中には千年帳・下敷き・千年帳の説明書・購入のお礼状が入っていました。千年帳は手に取るまで表紙が汚れないよう、薄い和紙できれいに包まれています。
和紙を取り外した状態の千年帳がこちら。オーダーしたときのイメージ通り、上品な白系カラーに藍色の綴糸が映えてとても素敵でした✨
今回注文したのは「小判サイズ」ですが、右側に並べた一般的な御朱印帳(12cm×18cm、いわゆる「大きいサイズの御朱印帳」)より一回り大きいくらいのサイズ感です。
オプションで追加できる表紙の「ごしゅいんちょう」の題せんは今回は無しにしましたが、両面とも無地だとシンプルすぎる感じもする…好みの問題かもですが、あったほうがいいかもしれませんね🤔
御朱印帳は文庫本などと同じく右開きですが、新品の御朱印帳だと一瞬迷いますよね。。。そんなときも題せんがあると開く方向がわかりやすいと思います。
ちなみに、題せんがなくても裏表紙のほうに「千年帳」の印などが入っているので、開く方向はわかりますよ🙆♀️
名入れをした場合はこのページに名前が入るようです。
千年帳に御朱印をいただきました!
実際に千年帳に御朱印をいただいてみました!下敷きはヒモがついているのでしおり代わりにもなり、開くページがわかりやすいのもgoodです👍
届いたときに触ってみた感触から本紙はかなり薄く感じたので、墨の裏移りが少し心配でしたが、下敷きを使えばぜんぜん大丈夫でした。紙が薄いぶん帳面の厚みや重さがないので、旅行先で御朱印をいただくときにも携行しやすそうです。
書き手の方が違いますが、以前一般的な御朱印帳に書いていただいた徳島県護国神社の御朱印と比べると千年帳のほうは文字のかすれがないので、墨の乗りがいいのかも…🤔
実際、はさみ紙に墨や朱印の色移りがなかったので、乾くのが早いのかもしれません。
私が所持している御朱印帳はすべて用紙が白いものなので、三椏紙の茶色がかった風合いも新鮮でした✨素朴な感じが気に入りましたが、朱印とのはっきりしたコントラストを楽しみたい場合は、本紙は白い楮紙がおすすめです。
千年帳は和綴じなので、ノートや文庫本のような感覚で扱いやすく、蛇腹式の御朱印帳のようにバラバラと開いてしまうこともありません。
硬い下敷きが付属しているため、はさんでおけばうっかりページが折れ曲がることもなさそうです。
大切な御朱印を長く美しく保存するのにぴったりだと思いました!
「千年帳」のオーダーはこちら
ページ数や表紙など自分好みの御朱印帳をオーダーできる千年帳は、流行のカラフルな御朱印よりも伝統的なスタイルの御朱印を集めるときに使いたいです!
とくに、四国八十八ヶ所霊場などの巡礼で使用する納経帳は蛇腹式よりも丈夫な和綴じのほうが長持ちするので、これからお遍路を考えている方にもおすすめですよ。
納経帳スタイルを選択すればページに四国霊場の寺院名も入れてくれるので、ぜひ千年帳の公式サイトをチェックしてみてくださいね。