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兵庫県洲本市|長林寺は淡路島七福神で福禄寿を祀る1200年以上の歴史があるお寺

淡路島の御朱印

長林寺(ちょうりんじ)は洲本市の郊外にあり、お寺の周りにはのどかな田園風景が広がっています。一見、古びた外観で質素なイメージですが、実は創建から1200年以上の歴史があるとても由緒あるお寺なんです。

淡路島七福神では福禄寿をお祀りしていて、ハッピー券持参で拝観料200円を納めると本堂に上がって御本尊の前でお参りができます。

★長林寺は本堂内の写真撮影が禁止されています。

参拝は2019年4月上旬
覚住寺→万福寺→護国寺→智禅寺→長林寺→宝生寺→八浄寺の順に巡礼
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長林寺へのアクセス

長林寺
〒656-1304
兵庫県洲本市五色町都志万歳975

そこそこ交通量がある県道31号線から少し細い道へと入って行くので、たどりつく直前がちょっとわかりにくかったです。

  • 神戸淡路鳴門自動車道「津名一宮インター」から10km

長林寺の駐車場

お寺から少し離れた県道31号線沿いに無料で利用できる大きな駐車場があります。「長林寺駐車場」という大きな看板も出ていました。こちらは50台駐車可能です。

間違ってお寺の境内までそのまま車で行ってしまいましたが、本堂前にも数台駐車できるスペースはあります。ただし、境内に入る道は軽自動車でもギリギリだったので、普通車以上だと確実に通行できません。

公共交通機関でのアクセス

淡路島には鉄道がないため、車以外で行く場合は路線バスを利用します。

  • 洲本バスセンターから淡路交通バス都志線に乗車し「都志」バス停で下車、徒歩3分
  • 淡路交通「五色バスセンター」から徒歩8分

長林寺の御朱印

長林寺の御朱印

淡路島七福神の専用納経帳を購入しました。

専用納経帳には最初から墨書きと印が押されていて、左上の日付印のみ押していただきます。

普通の御朱印帳を持参して書いていただくこともできます。料金は300円ですが、専用納経帳の場合は納経料込みなのでお寺ごとの支払いはありません。

長林寺は淡路島七福神のほか淡路四国八十八か所霊場第45番札所、淡路西国三十三観音霊場第18番札所でもあるので、別の御朱印もあります。

長林寺のお接待

ハッピー券持参で参拝するともらえるメモ帳

淡路島七福神霊場では、ハッピー券持参で参拝するとお寺ごとにいろいろなお接待(お土産)がいただけます。

長林寺はメモ帳でした。中は普通の白い無地の紙です。表紙には「気」は長く、「心」は丸く、「腹」立てず、「人」は大きく、「己」は小さくという教えが書かれています。

長林寺の納経受付時間

長林寺の納経受付時間は8:00から17:00までです。

長林寺について

長林寺は創建から1200年以上の歴史があるお寺で、天平9年(737年)に行基菩薩によって開基されたと伝わっています。

延喜元年(901年)には太宰府へ向かう途中の菅原道真公も参詣しました。

道真公が参詣したときに『都を志す』と誓願されたことから地名が「都志(つし)」となり、また、お寺がある集落がいつまでも栄えるように「万歳の里」と名づけられたので、このあたりは「都志万歳」という変わった地名になったそうです。

天皇の勅願所で、菊の御紋が押印された明治時代の御朱印を見せていただけました。現在は印を紛失したそうで(お寺の中にはあるが場所がわからない…)、御朱印のデザインが変わったとか。

長林寺は洲本市五色町出身の江戸時代後期の豪商・高田屋嘉兵衛(たかたやかへえ)の菩提寺でもあります。

正式には平栖山清浄院(せいじょういん)長林寺(ちょうりんじ)といい、高野山真言宗のお寺です(山号は読みがわからず)。

淡路島七福神霊場第5番札所のほか、淡路四国八十八か所霊場第45番札所、淡路西国三十三観音霊場第18番札所となっています。

境内の案内図

境内の案内図が設置されていて、見どころがわかりやすい親切設計でした。

長林寺の御本尊

長林寺では福禄寿(ふくろくじゅ)をお祀りしています。福禄寿はもともとは中国の仙人で、道教の神さま。

七福神のおじいちゃんポジションには福禄寿のほかに寿老人(じゅろうじん)がいて、ビジュアルも似ているので混同されがちだとご住職もおっしゃっていました。ただ、福禄寿と寿老人は同神とする説もあるので、もうわけわかんねぇな😂

福禄寿は長寿を表す鶴や亀をお供に、寿老人は鹿をお供にしているので、一応見分けはつきます。

福禄寿は身長3尺(90センチ)の超絶小柄なおじいちゃんで、頭が長いのが特徴。長い頭には知恵がつまっていて、手には桃と巻物を持っています。この巻物には全人類の誕生日と命日が記されているとか…マジか😲

七福神のなかでは地味めな存在ですが、長寿・財運・幸運・知恵を与えてくれるオールマイティーな御利益がある神さまで、とくに長寿の御神徳がすごい。

お寺の御本尊は大日如来ですが、もともとの御本尊は行基作と伝わる十一面観音でした。こちらは現在、本堂の隣の観音堂に安置されています。観音さまと如来さまでは仏界でのランクが違うので、観音さまが本尊を譲る形になったそうです。

余談ですが、観音堂には歓喜天(大聖歓喜天)もお祀りされています。
歓喜天はインドの神さま「ガネーシャ」のような、頭が象さんという変わったお姿をしています。仏教の守護神となる前、歓喜天は暴れん坊の困ったちゃんだったので十一面観音が美女に変身してなだめたというエピソードがあり、御本尊が十一面観音の場合は歓喜天もお祀りされることが多い(逆だったかも)、というお話がお説法のなかでありました。

長林寺の見どころ

長林寺で個人的に気になる&おすすめの見どころを写真つきでご紹介します!参拝される前にチェックして参考になさってくださいね。

1200年以上の歴史があるお寺

七福神霊場のハッピー券の受付や御朱印の対応は本堂で行っていて、ダイレクトに観音堂に入ることはできません🙅‍♀️右側の入り口から入りましょう。

福禄寿を祀る観音堂

こちらが福禄寿やもともとの御本尊・十一面観音をお祀りしている観音堂。観音堂にあるすべてが1000年以上前に作られたものだそうで、重厚感と歴史の重みを感じます。ぜひ、中に入って体感していただきたいです。

観音堂では毎朝護摩をたいているそうで、天井がすすで真っ黒になっていました。このすすの中には龍が浮かび上がっているとか…。私は残念ながらよくわかりませんでしたが、霊感がある人や敏感な人は何かを感じるかもしれませんね🤔

堂内の写真撮影が禁止されているのも、文化財の保護的な理由ではなく”思わぬものが映りこむから”だそうです。なにそれこわい😨

立派な鐘楼

鐘楼もかなりの歴史がありそうなヴィンテージ感でした。

本堂の向かいには修行大師像。本堂に向いているお大師さん、珍しい気がする。

観音堂での読経タイム

ハッピー券の受付後は横長な本堂を横切って観音堂まで移動します。

本堂には御本尊の大日如来のほか、愛染明王、孔雀明王、賓頭盧尊者、天神さま、西国三十三観音、七福神などいろんな仏様がお祀りされていて、他に参拝者がいなければゆっくりと見学したかったです。とくに孔雀明王は必見、すごくきれいでした。

お説法は今回参拝した七福神霊場のお寺のなかでは一番しっかりとしていただけた印象。ご住職は年配の女性の方で、淡路島七福神で唱える般若心経がやたらとハイスピードな理由も教えていただけました→七福神霊場は本来年始明けに巡礼するものなので、一年間の無病息災や幸運を願っての景気づけのためだそうです。

お勤めの作法は七福神霊場共通で、二拍手→般若心経→御真言→二拍手の順にご住職と一緒に唱えます。

福禄寿の御真言
おん まかしり そわか

お説法がしっかり長めだったので、今回参拝したなかではお勤めに一番時間がかかりました(30分~40分くらい)。

ハッピー券なしで七福神巡りをしている方も意外と多いようで、お勤め中・お説法中に外から鐘を鳴らす音が何度も聞こえてきました。

境内左側に注目

お参りのあとは境内も散策してみましょう💁‍♀️

長林寺では観音堂に向かって左側にたくさんの石仏やお堂が並んでいます。堂内はダメですが、境内は写真撮影OKですよ。

稲荷神社

赤い鳥居が印象的な稲荷神社。お社の前に鎮座する小さな狛狐さんはかわいい帽子をかぶっていました。

馬頭観音

境内の左奥は長林寺の墓地になっていて、墓地入り口には馬頭観音像があります。歴史あるものが多い長林寺では珍しく、ピカピカで目立っていました。

狸の神さま(謎)

馬頭観音の奥には「浜砂大善神」という謎の祠がありました。

こちらは狸の神さまがお祀りされているそうですが、残念ながら由緒などは不明です。洲本は「洲本八狸」がいるほど狸の名所なので、浜砂大善神も何かゆかりがある狸なのかも。

隣の石碑のようなものには「萬歳龍王」と書かれていましたが、こちらも由緒などは不明。

弁天堂と妙見堂

仲良く並んだ「妙見堂」と「弁天堂」ですが、弁天堂だけ立派な鳥居がありました。妙見堂は妙見菩薩、弁天堂は弁財天をお祀りしていると思われます。

六地蔵

境内にある六地蔵

お地蔵さんが6体並んだ六地蔵、お寺にはよくありますね。六道輪廻の思想に基づき、それぞれの世界で衆生を救済する地蔵菩薩の化身です。

右端の大きなお地蔵さんは「不返地蔵尊」というそうです。

豪快な無縁さん

境内の片隅には無縁仏となったお墓がまとめられています。お寺ではよく見かける光景ではありますが、長林寺ではその積み方が豪快。もはや芸術性すら感じる。

お寺の中で一番見晴らしがいい場所にあり、お花や水も供えられていて、無縁さんではありますがしっかりと供養されているのが印象に残っています。

見晴らしがいいお寺

境内からの眺め、のどかな田園風景が広がる

長林寺は少し高い位置にあるので、境内からは集落が見渡せました。

遠くの山並みと眼下に広がる畑はとてものどかな風景で、すぐ目の前には桜並木もあります。参拝したのが4月だったので、ちょうど桜と菜の花が咲いていて春らしい風景でした。

お寺に続く階段を下りるとすぐ右手に大きな池があります(写真の右端)。

ここにグーグルマップにも記載がある謎の「明石海峡の模型」があるようで、後から写真にもうっすらと橋っぽいものが写っているのに気づきました。1/100スケールですが、意外と大きくてしっかりした作りの模様。渡ることはできません。

見逃してしまったので、次回参拝したときには見てこようと思います。この池は階段を下りてすぐなので、徒歩1~2分くらいで行けそうな感じですよ。

まとめ

淡路島七福神のなかでは一番古びた外観のお寺でしたが、本堂や観音堂にはお寺の歴史を感じる1000年以上前に作られた仏像などがたくさんあり、とても見ごたえがありました。長林寺では、ぜひ本堂に上がることをおすすめします。

お説法がわかりやすくて、ためになるお話も好印象でした。

お寺の境内から見える景色も長林寺の見どころのひとつなので、桜並木と菜の花がきれいな春に行ってみては。

おすすめのお立ち寄りスポット

長林寺の近くで御朱印がいただける神社仏閣や、あわせて行きたいおすすめスポットをまとめました。

  • 洲本市内にある御朱印がいただける神社仏閣はこちら💁‍♀️
  • 淡路島の御朱印一覧はこちら💁‍♀️

智禅寺

長林寺からいちばん近い淡路島七福神のお寺はこちら、弁財天をお祀りする智禅寺(ちぜんじ)かと思います。

🚙長林寺から約6.5km

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