文化12年(1815年)に武藤到和・平道の父子により編纂された土佐国地誌『南路志』によれば、江戸時代前期の寛文8年(1668年)に清瀧寺本堂が全焼した。寺院の防火および発展を祈願して金比羅が勧進されたと書かれている。これが当神社の起源と考えられており、創建は江戸時代前期17世紀末期と推定される。
本殿は一間社入母屋造平入り柿葺きで、正面に一間の向拝が付いている。「奉再建山神宮」の棟札に天保2年(1831年)の銘がある。江戸時代後期のこの年に建造されたと推定されている。現在、被屋で保護されている。平成8年(1996年)に高知県の保護有形文化財に指定された。

Wikipedia琴平神社(土佐市)より引用)