本寺の北側にある。木造の羅漢は全国でも珍しい。安永4年(1775年)に実聞・実名という兄弟の僧によって創建された。地元では「羅漢さん」の名で親しまれている。1915年(大正4年)の火災で焼失し、その後1922年(大正11年)に再建したのが現在の堂で、3度目の復興であるが羅漢像は二百体ほどになっている。
真ん中に高さ4丈の釈迦如来坐像を祀る釈迦堂、右に大きな大師像を祀る大師堂、左に大きな弥勒菩薩坐像を祀る弥勒堂とそれらを繋ぐ回廊がコの字型に並び、回廊にほぼ等身大の五百羅漢が並ぶ。
Wikipedia地蔵寺(徳島県板野町)より引用)