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徳島県徳島市|東照寺は重要文化財の地蔵菩薩像と複数の御朱印があるコンパクトなお寺

お寺の御朱印

東照寺(とうしょうじ)はJR徳島駅から東へ2kmほどの場所にあり、創建から400年の歴史があるお寺。

住宅街の中にあるため境内はかなりコンパクトですが複数の霊場の札所となっていて、いただける御朱印は全部で4種類あります。

通常は拝顔できませんが、本堂には鎌倉時代に作られた地蔵菩薩像が安置されていて、国の重要文化財に指定されています。

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東照寺へのアクセス

県道29号線からやや奥まった場所にあり、お寺へ続く道はかなり狭いのでご注意を。

四所神社の少し手前にお寺への入り口があり、道路沿いには看板がありますが、小さいのでちょっと見えにくいです。ダイレックス福島店が目印。

東照寺
〒770-0868
徳島県徳島市福島2丁目3-7

東照寺の駐車場

専用の駐車場はなく境内に停める形で、駐車料金は無料です。本堂の奥に墓地があり、お盆・お彼岸でなくてもお墓のお世話に来る方の出入りがありました。駐車する位置に注意してください。

★東照寺の手前には別のお寺があり、道路沿いに駐車場がありますがこちらは東照寺のものではありません

公共交通機関でのアクセス

徳島駅からギリギリ徒歩圏内ですが、バス停が近くにあるので車以外で行く場合はバスがおすすめ。

・JR徳島駅から約2km、徒歩25分

・徳島市営バス沖洲南海フェリー前行きに乗車し「福島明神前」バス停で下車、徒歩1分

東照寺の御朱印

東照寺は複数の霊場で札所となっていて、複数の御朱印があります。納経料は各300円です。

  • 阿波六地蔵霊場第3番札所
  • 新四国曼荼羅霊場第79番札所
  • 阿波秩父観音霊場第28番札所
  • 徳島七福神 福禄寿

徳島七福神霊場は東照寺が事務局となっていて、納経帳など巡拝用品を購入できるそうです。

阿波六地蔵霊場

阿波六地蔵霊場第3番札所の御朱印がこちら。「延命地蔵尊」と書かれています。納経をすると、カラーの御影もいただけます(右ページに貼付)。

新四国曼荼羅霊場

新四国曼荼羅霊場第79番札所の御朱印。こちらは「十一面観音」と書かれています。

曼荼羅霊場の御影

新四国曼荼羅霊場の納経をすると、御本尊のお姿を描いた御影(おすがた・おみえ)を無料でいただけます。

東照寺の納経受付時間

東照寺の納経所にはとくに時間についての表示はありませんでしたが、新四国曼荼羅霊場共通の納経受付時間は7:00~18:00(一部の寺社は17:00まで)となっているので、これを参考にできるかもしれません。

東照寺について

東照寺の創建は寛永2年(1625年)、400年近い歴史があるお寺です。

創建当時は「不断寺(ふだんじ)」という寺号だったそうです。境内には由緒書きなどがなく公式ホームページもないので、残念ながら東照寺についての詳細は不明。

正式には浄栄山(じょうえいざん)密雲院(みつうんいん)東照寺(とうしょうじ)といい、真言宗大覚寺派のお寺です。 

東照寺の御本尊

お寺の御本尊は十一面観音、ご住職でも一度しか見たことがないという秘仏だとか。御本尊の脇侍として地蔵菩薩半跏像が安置されていて、こちらは国の重要文化財に指定されています。

この地蔵菩薩は「延命地蔵」として東照寺の創建よりも前から信仰されており、鎌倉時代から室町時代初期にかけての作とみられ、作者は慶派と推定されています。ただし、どのような経緯で東照寺に安置されたのかは資料などがなく、不明だそう。

長らく県立博物館に展示されていましたが、防火設備が整ったのでお寺に戻ることができました。本堂の内部は外から見えますが、拝顔はできません。

その他、札所本尊として七福神の福禄寿がお祀りされています。

東照寺の見どころ

お迎え観音

住宅街の中にある東照寺なので、入り口にはしっかりとしたお寺らしい門はなくシンプルな門柱のみです。入ってすぐ左手には石像の観音さまがいて、お迎えしてくれました。こちらは十一面観音さま…でしょうか。台座に書いてあったような気がしますが、メモを忘れました。。。

ワイルドひしゃく

本堂の手前には手水舎があります。立派な吐水龍がいてなみなみと水をたたえた手水鉢でしたが、ひしゃくがビッグサイズで、100均感強めなのが気になる。

びんずるさん

本堂には賓頭盧尊者がいる

本堂の縁側には賓頭盧尊者がいました。「びんずるさん」と呼ばれるなで仏で、体の悪いところと同じところを撫でると病気が治ると信仰されています。

★縁側は土足厳禁なのでご注意を。

謎のお堂

本堂の隣にある小さな謎のお堂、調べてみると地蔵堂だそうです。

薄暗くて中はよく見えませんが、重要文化財の地蔵菩薩像はここに安置されているのではないと思います。扉にはたくさんの前掛けが奉納されていて、こちらの地蔵菩薩も大切にされているようでした。

ひっそり福禄寿

納経所の隣には蘇鉄に埋もれてかわいい福禄寿の像がありました。七福神霊場のお参りの場合は、この福禄寿さまを忘れずに。

福島小学校発祥の地

見落としてしまいましたが、福禄寿像の近くには「福島小学校発祥の地」の石碑があるそうです。

徳島市立福島小学校の前身として、明治4年にこの地に「私立十番小学校」が設立されました。現在の福島小学校は県道29号線沿いにあり、四所神社から100mくらい西にあります。

私立十番小学校の設立者の一人は蜂須賀隆芳。「蜂須賀」なので、もちろん徳島藩主の一門。ちなみに、隆芳氏の娘は最後の藩主・蜂須賀茂韶公の妻(正室)となりました。

庚午事変首謀者のお墓

こちらも見落としましたが、東照寺の境内には奥津城があり、その一角に小川錦司の墓があるそうです。

奥津城(おくつき)→神道のお墓のこと。

小川錦司(おがわきんじ)は明治初期に起こった「庚午事変(こうごじへん)」の首謀者の一人で、淡路国・稲田家の襲撃に加わったことで日本の歴史上最後の切腹刑を受けました。ちなみに、この切腹刑は東照寺ではなく徳島市内の別のお寺で執行されています。

庚午事変について詳しくは→Wikipedia

まとめ

東照寺はJR徳島駅から2kmくらい東にあり、徒歩だとアクセスが厳しいですが、複数の御朱印がいただけるので徳島駅近郊での御朱印めぐりではおすすめですよ。

東照寺でいただける御朱印は4種類
・阿波六地蔵霊場第3番
・新四国曼荼羅霊場第79番
・阿波秩父観音霊場第28番
・徳島七福神(福禄寿)

住宅街の中にあるのでかなりコンパクトなお寺ですが、境内には明治初期に起こった徳島藩の黒歴史「庚午事変」の首謀者のお墓があり、徳島市立福島小学校発祥の地でもあり、藩政時代から明治時代への変化の歴史にふれることもできます。

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